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🔞️ 注意|記事内には成人向表現が含まれています。


Drum-kan works #15 『abnormal/非日常・修学旅行編』

 2015年のコミケ89に出したイラスト集のなかの一つ。再掲にあたってイラスト修正したり小説部分書き足したりしました。非日常な空間で人にバレないようにXXXXする少年、いいですよね☺






 修学旅行の夜。夜通し騒ごうと息巻いていたクラスメイト達も、一度布団に入れば旅疲れであっという間に夢の中。

 消灯時間を過ぎ、月明かりでほんのりと明るい旅館の一室。聞こえてくるものと言えば、クラスメイトたちの寝息や布の擦れる音、鈴虫の鳴き声くらいで、騒がしかった昼間とは打って変わって、静かそのものだった。

 「……っ……ん…………」

 皆が寝静まる中、声を押し殺し、何かに没頭する少年。荒い息に汗ばんだ肌。浴衣ははだけ、その下にはいていたトランクスは太ももまで下げられており、あらわになっていた"それ"は天を向き直立していた。少年はそれを握り、手を上下に動かしている。

 少年は自慰をしていた。眠りにつくクラスメイトと一緒のこの部屋で。

 理由はと聞かれても特別な理由はない。抜きたくなったから、ただそれだけ。強いて言うなら、修学旅行前日に日課のオナニーをし忘れたくらいである。

 なお、少年は抜いたあとのことを何も考えていない様子で、両隣ですやすやと寝息を立てている友人を起きないようにするよう息を抑えるだけで頭がいっぱいだった。それ故、抜いたあとに出るアレの後始末だとか、勃起したそれから出た我慢汁がそれ全体を濡らし、扱くたびにくちゅくちゅと部屋に不自然な水音を響かせていることにもまるっきり気付いていなかった。

 「はあっ……ッ……くっ……」

 その時が近付くにつれ、声が漏れ出していく。片足は掛け布団の上に放り出され、浴衣はすでに衣服の体を成していない。いまこの状態を見られれば少年が何をしているのかは誰が見ても一目瞭然だが、射精手前の少年にそんなことを考えると余裕はなかった。

 「……ッ、あ、イ…きそ……」

 射精が近づき、ラストスパートをかける。もはや達すること以外なにも少年のたまの中には入ってこない。声を我慢することも、音を出さないようにすることも。そして、すぐ右隣の友人の動きにも。


 「ッ……!?」

 隣で眠っていた友人が、少年に覆いかぶさってきた。ずっと股間に気を取られていた荘園は、までこの世の終わりとでも言わんばかりに青ざめ、びくっと体を震わせた。

 バレた。少年はそう直感した。半分諦めの境地で、おそるおそる友人の顔を伺う。

 「うぅん……すぅ……」

 ……どうやら、ただ寝返りを打っただけらしかった。少年はホッと胸をなでおろす。が、そこからが問題であった。

 友人は少年を抱き枕のように、少年の体に腕を回し足を絡みつかせてきているのだ。かろうじて片腕は動かせるも、このままでは抜け出すことも服を着直すこともできず、バレるのも時間の問題だった。

 しかし、少年はこの状況を打破しようとするでもなく、別のことを考えていた。友人に密着されているからか、人肌の暖かさに妙な感覚を覚えていたのた。胸部に回された腕で抱き寄せられ、はだけた浴衣から伸びた太ももがこちらの太ももと密着し、肌の熱を直に感じてしまう。いつの間にか少年はその状況に興奮を覚えてしまっていた。


 「……ふ、くっ……」

 あろうことか、少年は再び自分の一物をしごき始める。友人に抱きしめられたまま自分の陰茎を至極というアブノーマルな状況が、さらに少年を興奮させていく。

 「はぁ……っべ、イ…きそ……ッ……」

 会館が太ももから腰にかけて走り、股間へと集まっていく。いつもより強い快感に少年は腰を浮かせ、体をくねらせる。

 「…く、いく……ッ!はあっ……!!」

 少年はぶるっと体を震わせ、勢いよく射精した。飛び出した白濁液は空中で弧を描き、少年の体に落下する。それに続き二回三回と白濁が飛び出していく。が、勢いよく飛び出たそれをコントロールできる訳もなく、白濁は友人の浴衣、更には顔面にまで飛んでしまう。少年が気がついた時にはすでに後の祭りであった。


 (う……これどうしよ……)

 我に返った少年。この後、自慰が友人にバレるようなことにはならなかったものの、後処理に悪戦苦闘するはめになったのであった。



 終

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Comments

Anonymous

wow i love this story!! Would you ever consider making this into a longer doujinshi? XD