ボクらの夏のコーチ (Pixiv Fanbox)

僕ら「大空男子学園大学付属中等部」の水泳部には毎年7月末に、夏限定のコーチがやってくる。大学生の水泳部員の中で夏の大会を終えた部員がローテーションで僕らに水泳のコーチングをしてくれるのだ。そのおかげもあってか、うちの学校はとにかく水泳に特化していて中等部～大学生まで全学年で全国大会で活躍していたり、中にはオリンピックへ出た先輩だっているぐらいだ。更に学校が海に面している臨海学校なのでプライベートビーチを持っていて、この時期はそのプライベートビーチで「夏限定コーチ」がコーチングしてくれるんだ。そして、僕らはこの夏限定のコーチがくるのを毎年楽しみにしている。

今年のコーチは、焼けた肌としっかりついた逆三の筋肉とほんのり童顔の「圭司（ケイジ）コーチ」。僕ら中等水泳部に来た圭司コーチは今日から2日間お世話してくれる。

圭司「今日から２日間中等水泳部の皆をコーチを担当する圭司です。どうぞよろしくお願いします！」

何故この夏のコーチが楽しみかって？

僕ら中等水泳部に伝わる秘密の伝統行事があって、僕らのほとんど・・いや全員かな。

は、その伝統行事を楽しみにしていていたりする。

それは・・・・

そう、部活動の「休憩時間」「放課後」はコーチの身体を触り研究する時間を持てるという伝統行事。

これは教育的な観点でも、普段じっくり見ることのできない大人の裸体や筋肉の仕組みを知る良い勉強になっていて、この夏限定コーチを務める人には拒否権がない。

それに、この時間のために練習にも精が出るし

僕らにとってはデメリットがない。

まー、その分この夏限定コーチを担当する大学生には

高額なバイト料が入っていると聞いたことがあるのだが。

コーチをビーチの隅っこに用意してあるビーチベッド風の椅子に座らせる僕ら。

続くかも・・・？

■PDFにまとめたバージョン

ご要望が多かったので、イラストをPDFにまとめたのを用意致しました。

いつも応援ありがとうございます＾＾

僕らの夏のコーチ