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 皆さん知っての通り僕は一度大学に行って専門学校に入ってるわけですが、まぁ今年で白土5年目、せっかくなのでこのあたりの話をまとめてみようかなと。


 もともとこの記事活動は、イラストの活動をしたい人向けに発信するのが目的の一つです。なので、自分のこの「大学辞めて専門学校に入りました」ってのは割と効果的な話、なのかなと思いまして。勿論同じ道をたどった人はいっぱいいますけど、周りだとあんまり聞かないかなぁとか、そもそも触れられたくない話題だと思いますし。


 私はそういうの気にしないので、まぁほんの少しぼかしては書きますけど。なので実際にあったことに限りなく似ている、フィクションの白土君として読んでください。


 大学に入って1年目、とにかく授業がつまらなかった。もう枯れるほどに。


 そもそも大学に行った理由は「親と教師がそう言ったから」。よくある理由ですけど、今思えばそれが良くなかったとヒシヒシ感じます。やっぱり自分の意志で何か理由を考えないと何にも身が入らない。


 小中高まではそれでもよかったですが大学になると話は別です、クラスではなく学校単位で講義をする以上自分で動かないと何もならない。そりゃ何にも考えずとりあえずで行ったらすぐに詰まりますって話ですよ。


 人生でワースト2か1に辛かったです。当時辛すぎて大学に行く駅を通り過ぎて放浪したり深夜徘徊したり、今考えると確実に鬱です。でもその時は何にも感じてませんでした。


 まぁはっきり言うと現実逃避をしてた白土君ですが、いよいよここで腹を括ります。なんせ大学なんて金がかかります、払ってくれていたのは勿論親です。でもお金を出してもらって行かせてくれている大学にも行かずフラフラふらふらと。流石に耐えきれなくなったわけですね。


 そこで家族会議をし、「もう大学が辛すぎて登校も出来てない、だから専門学校に行かせてくれ」と言いました。このままだとお金も無駄になってしまうから、それならまだ専門学校のがまだ可能性がある。除籍よりも中退の方が今後のことも考えるとそっちの方がいい、今の自分だと出席できない。このような感じで話を重ね、親の了承を得て専門学校に行くわけです。


 てことで2年に上がる前に退学届けを出して1年で大学を辞めました、と。これが大学を辞めるまでの話。




 めちゃくちゃ短いですね、でもそんくらいしか記憶にない。


 とにかく辛かった大学でしたが得られた物もあります。それは「ちゃんと自分の将来を考えろ」ということ。興味のない大学に行き興味のない講義を聞く、1年の後半の頃はほとんど講義に出ていませんでしたが極まれに行ってました。


 そんな中講義を聞いてる最中唐突に「仮にこのまま大学4年になって就職活動なんて無理だろ!」と感じたわけです。だって大学ですらこれですよ、なら就活なんて、ましてや就職なんて無理に決まってるわけです。で、ちゃんと自分で考えないとこうなるぞと今の自分の状況を見て感じたんですねぇ。これは大きな気づき。ほら、鬱期間だったとしても何故か講義に出てるってことは、そのときは精神状態が割と安定してたんでしょう。だから気づけたんだと思います。


 腹を括ったのも多分どっかで身というか将来の危険を感じたんでしょう、だから普段重い話をしない家族にも素直に「話がある」と切り出せたんだと思います。


 結果的にはその選択は正しかったと僕目線では思いますね。親としては大卒であって欲しかったと思いますけど、いやぁちょっと無理だったね。


 ここで伝えたいのは「ちゃんと自分で考えて将来を決めろ」です。ちゃんとやりたいことがあってそれを学ぶために決めた進路なら、それが大学だろうが、専門学校だろうが、就職だろうが、別に何でもいいんですよ。ただ考えないとどの進路通っても後悔の方が大きくなるのが多いんじゃないかな、僕はそう思うわけです。


 でやっぱり、やってる事としたい事が乖離しすぎると闇に行っちゃうわけです。自分みたいに徘徊したり半分鬱みたいになったり。因みに、その時の後遺症で階段上るとき右足がどこかで一回ほぼ必ず躓くようになりました、多分自律神経のどっかがイカれたんだと思います。気を付けてれば躓かないんですけどね。まぁそれはともかく。


 鬱になる人もいれば人によってはそれで犯罪に走ったり、もしかしたら単純な方法でお金を稼げることに気づいて戻れなくなったり。脅してる訳ではなく犯罪に関しては実際そうなってるケースもあるので、やっぱりちゃんと考えるというか想像をしないと後悔のが大きくなるなと。


 「とりあえず○○大学に行く→行った後は知らん」だと割と詰みやすいので、「○○大学で○○を学びに行く→学んだ○○に関連した仕事を目指す」みたいに筋道立てて進んだ方がいいです絶対に。例えば教師になりたいなら教育学部を出る必要がある、それなら教育学部がある大学、或いは「教育学部に力を入れてる」良い大学を目指さないとですよね。それが人によって専門だったり就職だったりってだけで大学が良い、専門は下では決して無いってこと。


 そりゃ分かんないですよ。でも、たまったま自分は大学1年の時にそれが来ただけの話であって、これが就職後1年目に来たり或いは定年後に来たりの話だと思うんですよね。


 なので、もしこれを読んでる大学生か専門学生の人、まぁ社会人の方が大半だと思いますけど。とにかく5年後のことを筋道立てて想像してみて欲しいと切に思います。大学の時の自分は何にも想像できませんでした、唯一想像できたことは就活は無理ってことだけ。でも専門時代は筋道立てて想像できています、まぁ筋道立てて考えた結果ちんちん生えた女の子とくそ雑魚BBちゃん描いてるんですけどね。


 当時の状況はどうであれ結局選んだのは自分なので、なまじ余計に辛くなってしまいます、なので一回立ち止まって考えてください。


 


 てことでこれは「1」なので勿論「2」に続きます。次回は「専門学校に入るまでのマジのニート期間とその期間中にやったこと編」で会いましょう。

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