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 最近は色んな所で多様性という言葉を耳にしますね。人種的な話もあれば働き方的な話もあります。

 働き方の多様性と聞くと、自分の中では「就活をしてどこかの会社に就職をする、だけではなくもっと自分のやりたいことを仕事にしよう!」みたいな感じだと思ってます。もともとはブラック企業に勤めていたけど、会社を辞めてイラストレーターになりましたとか割とSNSで見ますけどね。まぁネットの普及で専門性に特化した人がそれを求める人と結びつきやすくなったので、きちんとやれば会社を辞めても生活できるという土台自体は出来上がってるのかもしれません。ただ、それを真に受けすぎると結構大変かもという話をしたくて。

 ほんとに極論的な意見を言うと「就職なんてしょうもない!自分の好きなことで生きてくのが正しい!」てのが、こんなこと言うのもアレですけど大学生が思いがちですよね。ぶっちゃけ自分もそうでしたし、だから学生のうちに自分なりに動いたわけですが。まぁSNS見てたら会社やら就職やらに色々と疑問が生まれやすいですけど。

 でも正直誰でも就職できる今の環境ってめちゃくちゃ恵まれてると思うんですよ。いろいろ思う部分はありますけど、賃金の差がとかなんちゃらハラとか、でもそれはその会社の問題ですのでね。ま、つまり誰でもお金は貰えるってことです。これが「専門性のある人だけがお金を貰える環境」だったらめちゃくちゃ大変ですよ。専門性も何もない人はお金の貰いようがなくなるので野垂れるしかないです。

 別に問題提起だとかなんとかそんな大層な話ではなく、結構自分で思うことがあるんですよね「専門性だけの社会って怖いなぁ」って、ほんとにそれだけ。


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