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つちぐもとはしひめを語る2回目


今回は動画と言うか漫画の内容をメインに書いてきたいと思いますが


まず一番の見所、見所というのが適切なのかは分からないですが兎にも角にも作者の成長がえぐいってところです


区切りとして紅魔郷から地霊殿が分かりやすいんでそこまでで見ますと、初投稿が2008年11月29日で地霊殿編の最終話が2010年10月20日、   え、2年でエグイ成長見せつけられてますわ


ただ絵が上手くなってるだけじゃなく、色、構図、表現、全部が段々に上がっているのがやっぱすごいですよ


漫画は絵じゃなくて漫画を描かないとうまく描けないんで、ここは自分の反省もしつつ憧れますよね


でこれも見所なのかは分からないんですけど、投稿ペースがとんでもない


初期の頃は基本1週間か2週間で投稿してて、シリーズ重ねていくとやっぱ作品ってのは上手くなると逆に作るのに時間がかかるので1ヶ月や2カ月とかになっていきますが


でも8分の、しかも4コマとかじゃなく純粋に漫画として8分の動画を、プロットラフ線画色塗りセリフ演出BGM効果音編集、これを区切りとしては2013年7月13日の紅魔の終で一端の東方シリーズで終わっているので約5年です


5年、もう連載じゃん、本来の見所とは違いますがこの成長と投稿ペースは今改めて絵を描く身として見ると、すんごいんですよ


動画編集したことある人なら分かると思いますけどあれ手間がとんでもないですからね




てことで改めて本来の動画の見所、やっぱヤマメとパルシィの掛け合い、ここですよね


こちらは2011年のインタビュー記事、他にも当時の手書き作者の記事があるんで見ると面白いですよ、正直懐かしすぎる「東方外貨取引」とかも超見てた


やっぱ、動画のテンポとヤマメとパルシィの掛け合いが合い過ぎてるんですわ


パルシィのノリツッコミと静かなツッコミの使い分けも良い味が今でもします


「お前をボコボコにする元気はまだ残ってるぞ」とかパルシィがボソッと言うのがいいですよね


何回どころか当時はホント結構な頻度連続再生で流してたし今もふと思い出したとき見てるんで、100回?は盛ったかもしれないけどでも大分見返してますが、やっぱポイントポイントで笑ってしまう


それを含めた台詞の言い回しも見所の一つだと思います


星蓮船編とか後で話すんですけど一番好きな「パレット」も台詞回しが良いなぁって




ここからは自分の好きなシリーズ、作品は各原作ごとにシリーズとして分かれてますがその中でここは外せないって所の紹介


あまりに多いとまとまんないので3つに絞って紹介


まず1!妖々夢編~~~っ


これは外せない、シリーズとしては2作目


漫画として本格的に作り始めた時期でして編集面でも技術が向上しています、ここから見始めたという人も多いんじゃないでしょうか


つちぐもとはしひめシリーズの土台の一つヤマメとパルシィの掛け合いもここから本格的?になってきたので、これは正直外せない



次は2、星蓮船編~~~っ


好きなシリーズとして3つにまとめるならやっぱ星蓮船編も外せないですね


自分の中ではですよ、風神録編までで漫画そのもののレベルがアップして、地霊殿編で戦闘シーン等のより動きのある表現を取り入れて、それが星蓮船編で全て表現された、こんな感じで考えてます、つまり一個のつちぐもとはしひめの集大成として星蓮船編は完成度が高いんです


ボリュームとしても8話と長いですし、地霊殿編としっかり繋がっているのでそれ二つ見るとめっちゃ長編になります、内容としても大分濃いので飽きないですねぇ


あと妖々夢の頃の絵と比べての進化がすんごい



ラスト、「パレット」~~~っ


これが一番好き、いつ見てもエモい


神霊廟の次のシリーズ、秘封倶楽部とのことですのでこれは番外編ということになるのかな


話数は4話と短めですがほんと内容がよい


星蓮船編が画力の完成度だとしたら「パレット」は表現力の完成度と言えます


「~~が幻想入り」というのは手書き劇場の鉄板ネタですが、これほど「幻想入り」を描けてるのはあんまりないんじゃないかな


普通の幻想入りネタとはやはり地霊殿がメインなので少し毛色が違うんですよね、やっぱ幻想郷って思いつくのが山の中に囲まれた自然と言うか田園風景、それと博麗神社


ですがこの話は地下に迷い込む幻想入りです、地下の洞窟ですので少し地味に感じるかもしれませんがまったくそんなことなく


陰影の表現がしっかり描かれてて、正味エモすぎ襖から流れる光の表現とかそんなん俺描けない


漫画の表現力もめちゃよくて、現代のシーンは白黒で描かれて幻想を追ってるシーンは色付きで描かれている、ちょっともう語りが切れないわ


見てない人はほんと見て欲しい



ギャグ、というよりかはシリアス系、でもいつものヤマメさんもネタもある


人間が幻想入りしたらを描いた一つの完成形、だと思います、ほんと好きなんですよ




てことで今回はつちぐもとはしひめの見所と憧れと好きなシリーズを紹介しました


星蓮船編の後半の盛り上がりはほんま見てて上がるし、「パレット」描写はいつ見てもエモいし、妖々夢編は一周回って安心するし


色褪せない名作の一つとして数えても何らおかしくありませんね




次でラスト、つちぐもとはしひめを見返して改めて感じること編で




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