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こちらの作品は、拙作『私立矯正学園の甘美なる罠』と世界観を共有しております。   若者が犯罪に手を染める予兆を敏感に察知し、矯正教育を施すことで、凶悪犯になることを未然に防ぐ矯正学園制度。  それは確実に成果を上げる一方、矯正教育の効率化を追求するあまり、収容者に厳重すぎる拘束が施されるなど、一部で行き過ぎた指導が行なわれているとの指摘もあります。  そこでむやみに効率を求めず、長期収容を前提に、じっくりと矯正教育を施すことを目的に試験的に設置されたのが、このKGRM《着ぐるみ》矯正学院です。  では当学院で、どのような矯正教育が行なわれるのか。収容者のひとり、富路澤《ふじさわ》くんを例に、具体的に見ていただきましょう。  はじめに、富路澤くんに大小の排泄管理機能のある特殊貞操帯と、コルセットを装着しました。  ここから1カ月は、準備期間です。そのあいだに特殊貞操帯による性欲および排泄管理を行ないつつ、コルセットを少しずつ締め込んでウエストのくびれを作ります。  それで一定程度従順になったところで、いよいよ着ぐるみ化処置です。  まずは、柔らかく大きなバストと丸いヒップ、張りのある太ももを形成するための、シリコーンゴム製補正装具。  体型補正を済ませたところで、肌の質感に近づけた特殊素材の肌色全身スーツの着用です。  なおこの時点でも、特殊貞操帯の小水排泄ノズルおよび大便排泄孔はスーツ外に露出しており、着用したままでの排泄管理が可能となっております。  また着用の際閉じられたファスナーは施錠され、自力で脱ぐことは不可能になります。  さてここから、呼吸および食餌の管理処置です。  なお、彼の口に嵌めた開口式口枷には専用マウスピースが設えられており、長期連用でも歯と歯茎を傷めないよう配慮されています。  もちろん口枷装着により、富路澤クンが言葉を奪われることは、言うまでもありません。  その口枷に、呼吸用チューブ付きゴム栓を取りつけます。  このあと装着する着ぐるみ面には、視界確保用スリットなどから最低限の空気は取り込めるものの、呼吸を乱したときなどに酸素が足りなくなることを防ぐための装具です。  その着ぐるみ面ですが、側頭部のフラットノズルに呼吸用チューブを取りつけたうえで装着します。  なお、前後2分割の面を固定するネジは、特殊貞操帯にも使用される専用工具なしには外せないものになっております。  ご覧ください。面の装着後も、口の部分から口枷の呼吸用チューブつきゴム栓が見えております。  栓のノズルから呼吸用チューブを外し、代わりに流動食ボトルを接続することで、日常の食餌が行なわれます。この方法以外に食餌の手段はありませんので、事実上の摂食管理と言えるでしょう。  その摂食管理用開口部に蓋を取りつけたうえで、ウィッグを被せて固定。これでもう、富路澤くんは笑顔の美少女、富路澤さんになってしまいました。  だから当然、着ぐるみの上に着るのは、女子用学生服です。  これで、いつも笑顔のKGRM矯正学院生、富路澤さんのできあがりです。  性欲も、排泄も、食餌も、呼吸すら管理され、眠らせたうえで健康管理を行なうとき以外、着ぐるみに閉じ込められて1年間。  KGRM矯正学院を卒業するとき、富路澤さんはどうなっているでしょうか。  うふふ……もしかしたら、もう着ぐるみを脱ぎたくないと、元の富路澤くんには戻りたくないと思っているのかもしれませんね。

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