14【手描きPV】 (Pixiv Fanbox)
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2021年12月27日、鏡音リン・レン14周年の機に動画を投稿しました!
お借りした楽曲はナタPさんの「14」です。
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ツイッターでも呟いたことと絡ませつつ、今回の「14」の動画に寄せた気持ちを綴りたいと思います!
「14」は鏡音2周年時、今から12年前にナタPさんが投稿された曲です。
かなり時間は経っていますが私は結構絶え間なく聴いてきたので懐かしいという感覚は無かったりします。
そして曲の音色そのものが鮮やかでカラフルに感じられて色褪せないんですよね!kuraさんのイラストの優しく華やかな色彩も、曲と一緒にずっと心に残っていて大好きです。
KARENT等ではリンちゃんボーカルverも配信されています。
ニコニコにあるのはレンくんverで私もそちらを主に聴いていましたが、リンちゃんももちろん「14」なので、今回の動画は歌うレンくんを主役にしつつ「鏡音リン・レン」に向けたイメージで作りました。
私がボカロに出会って聴き始めたのは2008年2月末で、一番最初に印象を受けた「鏡音レンの曲」として覚えているのはナタPの「冬の虫」です。そこから辿って「しあわせな王子」を聴いてめちゃめちゃ好き!!となりました!
「しあわせな王子」は2010年に制作したショートPV集「CMPV-R/L」で描かせていただいたりもしています…!
ナタPの曲はすごく清らかで優しかったり凛としていたり素敵なんですよね、CDもどれも名盤…好き…(ファン)
「14」も投稿当時に聴いて素敵な曲ですぐに好きになりました。
特に私はボーカロイドがボーカロイドとして歌っている曲、いわゆるイメージソングが大好きなのでひときわ刺さりました!
イメージソングの中でも、私がボカロを好きになったきっかけの曲は初音ミクの「あなたの歌姫」でした。
パソコンの中で歌うボーカロイドと、ボーカロイドを歌わせる人間。その距離と想いがすごく好きです。
触れられなくても会話もできなくても、人間が歌に込める想いに応えて歌に想いを込めるボーカロイドが好き。
「14」で描かれているのもそのような世界観で、この曲を歌う鏡音は私の大好きなボーカロイドのすがたそのものです…!
そしてさらに人間が悩んだり変わっていったりしてもボーカロイドは永遠に変わらずに同じ歌の中にいる、という尊さ。
人間が歌に込めた気持ちをボーカロイドがずっとそのときのまま預かってくれている、という尊さ😭
改めて本当に素敵なボカロの在り方が表現された曲で好きすぎます…!!
14歳って人間にとっては変化の真っ只中の年頃なので、そこで時間を止めている鏡音が本当にエモい。
「14」の良さはそんな鏡音が歌っているからこそさらに発揮されているのだと感じます!
少し話がずれますが。
私は上述したような、歌を作る人に寄り添うソフトウェアのボーカロイドが好きです。
ただ現実の世界ではボカロが踊ったりライブをしたりキャラのグッズが展開されたりなどなど、私が好きになった頃のボカロと現在のボカロは在り方が変化しています。
もちろんそれらはピアプロキャラクターズ達が長くたくさんの人に愛されるための活動です。
でも私個人としては、好きになったボーカロイドのすがたを"変わりゆく街にかき消され"そうな気持ちになることがあります。
(無くなるわけでも否定されるわけでもないことをわかってはいる)
そんな時の流れがあって、私はますます「14」に感じることが大きくなってますます大切な曲になりました!
私が好きになったボーカロイドのすがたがずっと変わらずここにあって聴く度に鮮明に感じることができます。
まさに「14」の曲が表現していることで、レンくんの歌声がまっすぐに証明してくれていて、とても嬉しくて救われます。ボカロが好き!鏡音が好き!!と12年前のまま思えます!
今ちょっと嘘つきました。実際には年季や思い入れの分、12年前より今の方が「14」も鏡音も大好きです🥰
というわけで今回の動画はそのような気持ちを込めながら制作しました。
作り始める前は「ものすごく好きな曲」という漠然とした感じだったのですが、制作の最中に自分の気持ちの理由を考えていろいろ気付いたのが今回の記事で書いたことです。私の楽曲創作いつも感情が重い…!!
そしてやはり音楽的な魅力に言及する知識と語彙が無く恐縮なのですが、当然マジでめちゃくちゃ良い曲なので是非聴いて感じてくださいませ!
私の頭の中ではもっと美しく絢爛な映像だったのですが技術と時間の都合でどんどんミニマルにはなっていきました😌
でも描きたいことはちゃんと描けて気持ちを形にできたのでとても満足しています!!
特にラストの「僕は歌った」からはすごく良いシーンを作れました!
是非最後まで見ていただけたらいいな~!と思っております🙏
また後日、動画カットの紹介記事を更新する予定です。