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放課後の空き教室。
かりんはひとり窓際の壁に座り込み、自分の足元を眺めていた。

股間の前と両足の下にはそれぞれ極小サイズに縮めた都市がぽつんと置かれている。
この教室に入る前にかりんが縮めて持ってきたものだ。もちろんそこに暮らす人々もそのまま…。

中央の都市はそびえ立つ白いパンツの壁に圧倒され、左足の都市は靴下の空にすっぽりと覆われ、右足の都市は途方もない大きさの足裏を見上げている。
潰してしまいそうなほど近くにこうやって縮小した都市を置いておくと、いつも以上に自慰でのドキドキを味わえるのだ。
それぞれの都市に住む人々の様子を想像しながら、かりんは自身の股間へと意識を向ける。

実はすでにかりんの膣内へは数人の小人が挿入されている。
膣内へ送り込む前にしっかりと奉仕してねとお願いしておいたのだが、これがあまり気持ち良くない。

「ねー、ちゃんと動いてる?」
かりんは自分の下腹部をトントンと叩いて膣内へと語りかける。膣内の小人たちは慌てて周囲の肉壁を叩いたり揉んだりと大忙し。とはいえ少々頑張ったところでかりんにとってはあまり変化が感じられないだろう。
三つの都市にいる人々は膣内の小人(彼らにとっては大巨人であるが)のことなど知らないので、訳もわからないまま声を上げたり身振り手振りで動いていることをアピールする。
尤も、かりんからは見えも聞こえもしないのだが。

「んぅ……。仕方ないなぁ……」
業を煮やしたかりんは、パンツをずらして秘部をあらわにすると自分の指を膣内へ突っ込んだ。
「ひぃっ!助け……!」
自分たちよりもはるかに巨大な指先に襲われ逃げ惑う小人たち。しかしここはその指を動かしている本人の膣内である。暴れまわる指から逃げることもできずただただ翻弄されてしまう。
それでも小人たちを潰してしまわないように、かりんは十分気を使って指を動かしていた。

「ふあ……。もう、しっかり働いてくれたらこんなこと……。 んっ……」
かりんの秘部からは次第に愛液が流れ出す。それは皮膚を伝い、股間の前に置かれた都市へ向かっていく。
ここまで現実とは思えない光景に呆然としていた人々だったが、都市に襲い来る液体を見て我に返り一目散に逃げ始める。しかし、都市の端へ液が触れればあっという間。少女の股間から流れ出たわずかな液体はすさまじい勢いで都市に染み込んでいき、逃げ惑う人々ごと蹂躙していった。

「はぁ……、はぁ……」
股間直下の都市が自分の愛液で壊滅したことに気づきすらせず、オナニーを続けるかりん。
「暑っ……ブレザー脱げばよかった……」
今日は季節外れの暖かさとなっていたことを思い出す。
足の蒸れを感じて靴下のほうを見ると、もわっとした空気が都市を包み込んでいるのがわかる。
下にある都市を潰さないようアーチ状を保っているためか、かりんの体から出た空気が溜まっているのだ。
わざとやっていることではあるが、自分の足裏から発せられる匂いの空気に包まれる人々を思うとなんだか気恥ずかしくなってきてしまう。しかしまさにその都市にいる人々からすればたまったものではない。まともに顔すら拝めない巨大な足の持ち主は、その蒸れた匂いだけで都市を屈服させてしまっていた。

一方、素足のほうでは足裏にじっとりかいた汗が今まさに滴下しようとしていた。

ポツッ。

ただ一滴、かりんの足裏から汗がこぼれた。
その雫は真下の都市を直撃し、建物や人々を巻き込んで全てを包み込む液体の粒となる。表面張力でドーム状を維持した汗の雫の中は、重力が崩壊したような世界が広がっていた。

「あっ……」

たった一滴の汗にすべてが包まれた都市をみて、ゾクゾクとした感覚が湧き上がるかりん。自分はただ足を上にかざしていただけ、汗が一滴落ちただけなのに……。その事実がかりんをより一層興奮させ、指使いはさらに激しくなる。
膣内の小人たちは上下もわからなくなるほど揉まれ、意識を失っている者もいた。

自分がオナニーをするだけで3つの都市が壊滅し、数人の小人が翻弄される。
小さな人々の無力さを興奮の糧として、間もなくかりんは絶頂を迎えようとしていた。

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