破壊と創造 (Fantia)
Published:
2022-09-27 07:07:54
Imported:
2022-10
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【あらすじ】 破壊神リスティが地球で自慰をしている最中、御使いのルナーナを通して連絡が入る。 やってきたのは創造神ディファーネアとその御使いセレニス。 ディファーネアは地球を複製し、リスティと御使いたちにもお裾分けしつつ自慰行為をはじめる。 彼女のペースに乗せられつつも、結局行為を楽しむリスティであった。 ---------------------------------------------------------------------------------------- 「ぁん……。ふぅ………」 破壊神リスティは、今日も知的生命体が生息する星の破壊に勤しんでいた。 宇宙に害を及ぼす可能性のある存在を、破壊神の好きなやり方で星ごと抹消する。 自慰行為にしか見えないが、これも立派な業務である。 「リスティさまー 取り込み中すみませーん」 リスティの目の前に、ふわりと御使いのルナーナが飛んでくる。 大きさはリスティの1/100。 彼女は破壊神に仕え、様々なサポートをする存在だ。 破壊神が自身の大きさを変えると、御使いも1/100の比率を保つように連動してサイズが変わる。 「ん……?どうしたの?」 惑星に自身の小陰唇をまとわりつかせながら尋ねるリスティ。 「さっきセレニスちゃんから連絡がありまして、今からここに転移するそうです」 「えっ……」 セレニスは御使いの名前だ。 彼女が仕える主の姿を思い出し、リスティは顔をしかめた。 リスティたちにほど近い空間がねじれ、光の粒子があふれ出す。 巨大な光に包まれながら、リスティに並ぶ大きさの人影が徐々に姿を現していく。 緑へ変わるグラデーションがついた真っ赤なセミロングの髪。白を基調としたレオタード風の衣装。どこか優美な立ち居振る舞いを見せる女性が、小さな御使いを伴ってリスティの前に顕現した。 「ご無沙汰ですね、リスティ」 「創造神…ディファーネア……」 露骨に面倒くさそうな表情でリスティは返した。 創造神は破壊神と対をなす存在だ。 文字通り創造を司る神で、あらゆる物を生み出すことができる。 ふたつの神は格付けのようなものがあり、力の強さによってそれぞれの中で序列がある。 破壊神、創造神ともに最高位には数人が籍を置いていて、リスティとディファーネアはどちらもこのトップクラスとして知られる。 「セレニスちゃん、こんにちは」 「うん、ルナーナ」 巨大な神たちの傍らで挨拶をする小さな二人。 ディファーネアとともに現れたのは、黄色へのグラデーションが美しい緑髪のサイドポニーに、黒い衣装をまとった御使いセレニスである。 いかにも「どっかへ行け」と言わんばかりにディファーネアを睨むリスティに対して、ルナーナとセレニスは友好的だ。 「何をしに来たの」 あられもない恰好のままリスティが尋ねると、ディファーネアは気にすることもなく淡々と語り始める。 「以前に破壊対象とされたある惑星について、再調査の結果間違いだったという事が発覚しました。当然その星は復活させる必要があります。惑星系ごと消滅させられていましたから、わざわざ私が直々に出向いて生成しておいたのですが……」 ちらり、とリスティのほうを見るディファーネア。 「当事者が再びその惑星に破壊行為を行なっていると聞きまして。現地での呼称は……そう。地球だとか」 と、リスティの小陰唇に抱かれた星を指さした。 ……相変わらず鬱陶しい。 リスティはディファーネアのこういったまわりくどい言い方が苦手だった。 「だったらこっちにも連絡をまわしておいてよね。前に壊したのが残ってたら、仕事をやり損ねてたのかと思うじゃない」 リスティは地球を股間から離そうとするが、ディファ―ネアはそれを制止した。 「いえ。好きに破壊しても構いませんよ。この程度、後で戻しておけばいいですから。それよりも……」 「ひとりで楽しむなんてずるいですね、リスティ」 不敵な笑みを浮かべるディファーネア。 「せっかくですから、こういうのはどうでしょうか」 ディファーネアの手に光が集まり、創造の力を行使する。 リスティの股間がまぶしい輝きを放ったかと思うと、周囲の空間へいくつも地球が出現した。 「わ、複製ですか」 目を見開くルナーナ。 最高位の創造神にとっては容易いことでも、破壊神には扱えない力だ。 「ほら、リスティ。胸にも当ててみたらいかがですか?」 「むぅ……」 複製された地球のひとつが、半ば強引にリスティの乳首へ押し付けられる。 「御使いの二人にもひとつあげましょう。ある程度のコーティングもしてありますから、簡単には壊れませんよ」 「ありがとうございます。ネア様」 「一緒に可愛がりましょうね。セレニスちゃん」 セレニスは地球へ腰かけ、ルナーナは胸を押し付けるように身を寄せる。 彼女たちの体が密着した部分では、どんな光景が広がっているのだろうか。 「さてと……」 ディファーネアは自身の秘部と服の間に地球を生み出した。 コーティングされた地球はほどよい硬さをもって股間部分の布を押し上げ、小さな丸みとして浮かび上がる。 「あぁ……。気持ち良いですね」 股間の布によるすさまじい圧力で地球はじわじわと膣内へ押し込まれていく。 ディファーネアの司る『創造』は、物質的なものだけでなく感覚的なもの(喜怒哀楽などの感情や、温かい・痛いなどの感触)も含む。知的生命体の恐怖や、自身の快感の創造という名目で実質的な破壊行為をもたらすことがディファーネアのやり方である。 自身に都合の良い解釈で仕事を行うことも、リスティが気にくわない部分であった。 一方のリスティは、不満を感じつつも乳首へコリコリと地球を押し付けていた。 リスティ自身もコーティングを重ねたことでほどよい頑丈さとなった地球は、壊れることもなく乳首へ刺激を与え続ける。 「あふっ……!」 快感とともにリスティの乳首からは膨大な量の母乳が噴き出し、巨大な津波となって地球を飲み込んでいく。ニ重のコーティングによって崩壊はしないものの、かえって白濁した液体で全球を覆われることとなった。 続いてリスティは腰を前後に振り、オリジナルの地球へ丹念に秘部を擦り付けていく。 リスティ単独でのコーティングでは衝撃を受け止めきれないのか、擦るたびに削り取られた地表と愛液が徐々に混ぜ合わされていった。 幾度にも渡る蹂躙の後、リスティは絶頂を迎える。 「くぅっ……!は、あぁ……」 噴き出した潮は地球を貫通し、バラバラに崩壊させてしまった。絶頂の拍子にコーティングが解けたのだろう。 中央から粉砕された地球はリスティの体液に飲み込まれるように、宇宙の藻屑と化した。 「はぁ……。ふぅ~……」 とろんとした目つきで地球の末路を見つめるリスティ。 どうせこの後、そこにいる創造神が元通りに復活させるのだが。 リスティの視線に気づいたディファーネアは、掌に力を集めながらリスティに微笑みかけた。 「お望みでしたら、まだいくらでも造れますよ?」