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――犯されたい。めちゃくちゃにされたい。こちらのことなど考えず、男が快楽を得るためだけに性欲をぶつけられたい。 相手ならごろつきどもがぴったりだ。私に何度も邪魔されたあいつらなら、その機会を逃しはしないだろう。 リナ・アッシュフィールドは天才魔法使いだ。未だ処女である彼女がそのような願望を得た経緯はここでは割愛する。それに、いくらそう願ったところでごろつきに負けるなどということはあり得ないし、そうでもなければ犯されることなど到底できない。そんなことはプライドが許さない。そう、わざと負けでもしない限りは――。 倒錯的な願望を自慰で紛らわしていたリナは、ある日路地裏で酔ったごろつきの棟梁にナンパされる。酔っただけでナンパした相手が誰だかもわからなくなる頭の悪さに嫌悪感が増す。本来なら即座に魔法で黒焦げにしている所だが、リナはなぜかそうしなかった。 口先だけの拒否が男を増長させ、リナの肩を触っていた男の手がゆっくり下に降りていき、遂にリナの胸を鷲掴みにする。身体がびくりと震える。こんなことをされるのはあの時以来だ。そこまでされても、リナは一切の抵抗をしなかった。リナを知る人間が見れば目を疑うような醜態。だが、幸いそんな人間はここにはおらず、目の前のごろつきも相手をスラムの女ぐらいに思っている。 今ナンパされているのはリナではない。すくなくともごろつきのなかではそうだ。 なら、抵抗しなくてもいいのではないだろうか? そんな詭弁で理論武装をして、リナは男の手を受け入れる。 胸を揉まれる度に甘い刺激が背筋を走る。おなかの奥が疼いている。 大丈夫。こんなごろつき、いざとなれば一撃で消し炭にできるのだから。だから、大丈夫。 抵抗するのは、本当に危なくなってからで大丈夫……。 続き(https://atsukake.fanbox.cc/manage/posts/5043637)

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