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🔞️ 注意|記事内には成人向表現が含まれています。



 まずはこちらをご覧ください。

 う、動いてるッ……!



 というわけで、過去に別名義で頒布した銭湯マッサージ本「直情真気司馬ゆうじ先生の手によってアニメ化されました!なんと48分もの大作!地上波アニメスペシャル並みの尺で驚愕しております😳

 原作に忠実に描かれつつ、10倍も100倍も描写が精巧になったマッサージ等、アニメーションのクオリティもさることながら、声優さんの熱演や作り込まれた銭湯の背景、原作の空気そのままの脱衣・お風呂シーンから原作になかったあーんなマッサージのシーンまで盛りだくさんのめちゃすごアニメです!

 アニメ化にあたって、鉄線は資料を提供したり、シーンの提案をさせていただいたり、監修をさせて頂きました。


 「直情真気-Animation-」は司馬ゆうじ先生の FANBOX / Fantia で公開されておりますので、是非見てみてください!

(この記事の画像等は許可を頂き引用させていただきました)


(08/01 ENG sub. released)直情真気-Animation- 本編公開

原作

 同人誌『直情真気』(2015)

企画・演出・作画・音響・撮影等

 司馬ゆうじ さま

3D背景デザイナー

 ボクサー さま

キャスト

 少年役:麻生修也 さま

 マッサージ師のお兄さん:イサキチ さま

 隣のおじさん:イサキチ さま

原作

 steelwire/鉄線(別名義・ドラム缶/杵)


関連記事

 原作となったマンガです。興味があれば見ていただけると嬉しいです!

 (📝 2022/7/31-23:59まで☕️Cafe/500プランで公開中)

マンガ/過去作|剣道系男子が銭湯で"いつものマッサージ"を受けるはなし




 …



アニメ化するにあたっての裏話

 ここからはアニメについて語ったり、アニメ化にあたっての裏話を四つくらいに分けて書いていくので、興味のある方お時間ある方はお付き合いくださると嬉しいです!(アニメの内容ネタバレ注意)


1. 原作にはなかったシーンについて

 原作とアニメで違う点を一つ挙げるとするなら、いわゆるラストの方にある挿入シーンですよね。

 僕自身の趣味として"ぬるいスケベ"が好きなので、原作では"抜き"までだったんですよ。その影響で、アニメ化する際にゆうじ先生が挿入シーンを入れるかどうかで最後まで悩まれてたんですね。

 ゆうじ先生の作品が好きな層にとって挿入シーンはあった方が絶対に喜ばれるだろうと思い、ゴーサインを出させていただきました。

 同時に「マッサージの体は保ちつつ、指を後ろに突っ込んでほぐす代わりに棒を突っ込んでほぐしてる的なのはいかがでしょう?男の子もまるでマッサージされて気持ちよがってるような喘ぎ声を上げてるとか、メチャスケベじゃないですか??」という提案?をさせていただき、あのシーンが産まれたと、そういうワケです。

 声優さんの熱演もあって、気持ちよさそうに後ろを番台のお兄さんのお兄さん♂でほぐされてるドスケベシーンになっていてとても興ふ……感動したのを覚えてます。


2. キャラクターについて

 男の子

 ▲ 今の自分の絵柄に寄せて描いてお渡しした資料


 「剣道部の次期部長」という設定がアニメで出てきましたが、実は「剣道部」という設定は原作の時点で元々あって、作中で活かせる場がなかったのをゆうじ先生が肉付けしてアニメで活かしてくれたという経緯があります。ちなみに打ち合わせの時に「この子部活通ってます?剣道部ですか?」と誰にも言ってなかったのに裏設定を言い当てられて聞かれてびっくりしました。

 マッサージ中に隣に来たおじさんが延々と剣道部の話を擦ってくるシーン、デリカシーのないおじさんと少年というシチュ好きとしてはたまらなかったです☺(原作ではかなりあっさりめだったので)


 番台のおにいさん

▲ めちゃイイよね。


 番台のおにいさん、原作に登場してはいるのですが姿は一切描写されなかったのを、ゆうじ先生が一からデザインを描き起こしてくださったんですよ。

 実は当初は目を描写しない(いわゆるモブ顔)予定だったのが「目を描き込んだらかわいくなっちゃったどうしよう」と相談を受けまして「顔があったほうが男の子との関係性に焦点が当たることでまた違ったスケベさが出そうだし、お兄さんかわいい」と目を描き込んだ方をプッシュさせていただいたという経緯があります。

 前述の "原作にはなかったシーン" を入れるかの相談の時にも、お兄さん好きそうな層にもアプローチできるからアリだなと、後押しする理由の一つにもなりました。

 ……おにいさんも昔はここでマッサージ受けてた側だったとかだとエモいな……(という妄想)。


3. 着替えシーンを推したい

 マッサージのシーンが素晴らしいのは言葉で語るまでもないと思うのですが、ぬるえろとか日常に潜むエロスが好きな僕としては是非着替えシーンも注目してほしくてですね。

 というのもマッサージのアニメは基本反復動作のアニメーションを描けばいい(それでも凄まじい作画なのですが)のに対して、服を脱いだりズボンを脱いだりするアニメーションは脱ぎ始めから脱ぎ終えるまでがっちり描かないといけないので必然的に作画カロリーが高くなるんですね(ゆうじ先生に確認取りました)。

 ある程度省略されてもいい部分にもかかわらず、複雑なシワのズボンを脱いだら柄付きのトランクスが現れて、それを脱ぐまでのアニメーションもしっかりあるっていうのはものすごい事ですよ。ぴっちりした服ならまだしもトランクスという作画が難しそうなものを柄付きでアニメを描き上げているの、頭が上がりません。トランクス好きとしてほんとうに感謝を述べたい気持ちでいっぱいです。

 という訳で序盤の服脱いだりお風呂入って体洗うシーンも改めて見てほしいなあ~というお話でした(実際のところ全てがすごいんですけど)。

▲ 見てほしいのでもっかい貼っていくスタイル。


4. 背景の銭湯の話

 最後に背景についてですが、こちらをご覧ください。

 クオリティが凄まじい

 舞台になる銭湯を3Dモデラーさんにお願いして作っていただいたそうなのですが、銭湯の入り口とか銭湯内とか普通のアニメで使われててもおかしくないですよ。

 更に原作だと個室だったマッサージ室が、銭湯内の一角を擦りガラスで区切った、中で何やってるのか見られかねない構造になってたり、衝立が光で透けちゃうカーテンになってたりと"マッサージ"をするうえで余計に羞恥心が煽られかねない環境に。

 原作の風景資料とかおおまかな銭湯の構造とかは打ち合わせでお伝えしたのですががこんな素敵な舞台なるとは思わずびっくりです。

 これを一作品に使用して終わり……というのはちょっと勿体ないですよね、という話をこの間ゆうじ先生と話をさせていただいたところ、


 「一作品で終わらせるのは勿体ないから軽い内容の続編ならやりたい」とか「続編やるなら同い年の部活の子とか登場させたい」等々話が盛り上がってしまったので、そのうち続編を制作する時が来る……かもしれません。可能性は0ではないとだけ言っておきます(制作決定したら決まったら全力で協力する予定です!)。


最後に改めて

 自分の描いた同人作品がこんな風にアニメ化し、こんな素晴らしい作品になるとは当初は全く想像もしていなかったので感無量です。司馬ゆうじ先生をはじめ、制作に携わった全ての方々に改めてお礼を申し上げたいと思います。

 本当にありがとうございました!




 …




 ここまで見てくれた方におまけです♨

直情真気アニメ記念絵差分

 ▼ 文字なし差分


 ▼ 勃っちゃった差分


 余談 アニメで採用するには難しく不採用になったネタがあるので、時間ができたら自分で描きたいな~と画策してます。よろしくね♨

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Comments

レオ

不採用になったネタも気になります🎵また見たいです💖 歴史に残るとんでもないものを見せてもらってサイコーです‼️ 次回作もワクワクです‼️