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今月の下旬に発売予定の最新作【魔法少女の髪極刑~神怒無毛~】のストーリーのご紹介をします。


【ストーリー】


上級魔道士へのキップをかけて、魔法学校の最終選考試験で戦うことになったリリカとダリヤ。


選考試験の前夜、突然ダリヤ含む数人に闇討ちにあうリリカ。


気が付けばリリカは裸で十字架に。


腰まで届くリリカの黒髪は、他の生徒よりも沢山の魔力を秘めており、ダリヤは以前からその黒髪を狙っていたのです。


懲罰室を兼ねた洞窟で、十字架に手足を縛られたリリカは、呪文を唱えられないように口に布を押し込まれて反逆が出来ない状態。


ダリヤは大きな裁断バサミでリリカの前髪をおでこの真ん中でザックリと!


驚きと怒りの表情を浮かべるリリカ。


ダリヤはその後も容赦なくリリカの髪をジョキジョキと切って、肩の上あたりのおかっぱ頭にしてしまいます。


『ウゥゥーーーー!!!』と大声で唸り声を上げたリリカでしたが、髪を切られたリリカは次第にていくうちに魔力が弱まり、だんだん元気が無くなっていきます。


それを見たダリヤは嬉しそうに、今度は耳の上あたりからハサミを入れて、リリカの髪はお椀を被ったような坊ちゃんカットにされてしまいます。


リリカはついに涙を流しながら懇願するような目でダリヤを見つめます。


しかし、リリカの魔力の凄さを知っているダリヤは、少しの髪でも魔力が残るのを恐れ今度は剃刀でリリカの髪を剃っていきます。


青々とした坊主頭になったリリカに、ダリヤは更なる仕打ちを用意していました。


涙を流しながら項垂れるリリカにダリヤは

『リリカ、これが何だか分かる?罪人の懲罰用に使われる一生髪の毛が生えなくなる【神怒無毛・シンドムーゲ】だよ!!』


項垂れていたリリカも、さすがに【神怒無毛】には目を見開き恐怖で怯えていた。


ダリヤは容赦することもなくリリカの頭に神怒無毛をタラ~と垂らしていき、リリカの頭はツルツルのピカピカ頭になってしまいました。


髪が無くなり魔力の無くなったリリカは十字架から解放されたリリカ。

口の中の布を取り恐る恐る自分の頭を触り、髪の無くなったツルツルの頭の感触を確かめると

『キャァーーーー!』と夜の闇夜を切り裂くほどの叫び声を上げた。



翌日試験会場で来るはずもないリリカを待つダリヤ。


しかし、そこへ黒いマントに黒いフードを被った一人の魔女が現れます。


焦り驚いたダリヤは『お前は誰だ!フードを取れ!』と叫びます。


ゆっくりフードを取った魔女は長い黒髪のリリカでした。


『そんなはずは無い!!』そう叫ぶダリヤでしたが、不敵に笑うリリカは『さぁ試験を始めましょう』と言った。


なるほど、きっと上級魔導士を諦めきれずカツラを被って参戦してきたんだな・・・

それならあっさり一撃で倒してやろう・・・


そう心の中でつぶやいたダリヤは試験開始の合図とともに、得意のイカヅチの魔法でリリカを攻撃しました。


その魔法を造作もなく跳ね返すリリカ。


信じられないという顔でリリカを見つめるダリヤ。


実はこの人物、リリカではなくリリカの3歳年上の姉のマリカだったのです。


妹の惨状を知ったマリカは、妹の復讐のために魔法でリリカに変身して試験に参加していたのです。


しかも、このマリカは3年前の魔法学校での試験で上級魔導士に選ばれ、その後3年間で最上級のごく一部の魔女にしかなれない【神格者】になっていたのです。


マリカは得意の風を操る魔法でダリヤを吹き飛ばすと、そこからは一方的にマリカの支配的攻撃が続きます。


そして、ダリヤの髪をスパスパと切り刻んていき、ダリアの髪を顎当たりのオカッパ頭にしてしまいます。


状況が飲み込めないままダリアは焦って逃げ出そうとしますが、マリカの作った小さな竜巻の様なつむじ風に包まれ、風が止んだ時にはダリヤ裸にされ髪もツルツルにされていました。


へたり込んで泣いているダリヤの頭の上からマリカは【神怒無毛】をかけて去っていきました。


今度はダリヤの悲鳴が試験会場中に響き渡りました。


1年後、姉のマリカの魔法の力でなんとか髪が生えてきたベリーショートのリリカは、姉のような立派な神格者になるため一生懸命修行に励んでいました。


そして一方のダリヤは、懲罰によって【神怒無毛】の刑にあった罪人たちの住む最下層のスラム街で、一生スキンヘッドの元魔女たちと一緒に肩身の狭い貧しい暮らしを送っていくのでした。


エンド

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