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※The translated text will be posted below the Japanese text.


支援してくださっている皆さんこんにちは

びんづめシップです


本日4/1、私の処女作であるRPG「魔導士紗里ちゃんの受難」が発売されます!(大嘘)


…失礼いたしました

でも実際エロゲーとか作れるなら作ってみたい欲はあるんですよねぇ…


本業の方がわりといつも忙しいので、イラストだけは支援してくださってる皆さんや楽しみにしてくださってる方々のためにも頑張って描いていきたいと思っております


これからもよろしくお願い致します


Hello to all our supporters!

This is Binzume Ship!


Today, April 1st, my first work, the RPG "The Passion of Sari the Mage" will be released! (Big lie)


...I apologize for that.

But actually, if I could make an erotic game, I'd want to...


I'm always busy with my day job, so I'd like to do my best to draw illustrations for my supporters and those who look forward to them.


Thank you for your continued support!


Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)


↓でっかいサイズのイラスト

線画のみ


以下ストーリー妄想(中途半端なとこまでしか書けませんでした…また思いついたら更新します)


トアル村に住む娘、紗里=タチカワはとても平凡な(むしろ一般の女性よりも貧乳な)女の子だった。

平凡であるが故の平和な(言い換えれば起伏のない)生活に、紗里は充足と若干の退屈を感じていた。


ある日紗里は、隣町での買い物を済ませて村へ帰る途中、森の中から助けを求める声が聞こえてくるのに気付いた。

この森はたまに小型の魔物が縄張り争いをしているが、地元の人間は危険を回避する術を知っているため、ここで問題が起こること自体が不自然ではあった。

しかし紗里は大層生真面目で、「もしかしたら旅の人が縄張りに入ってしまったのではないか?」と考え、声のするほうへ進んでいった。


しばらくして、紗里は縄張りが網目のように絡んでいる区域に足を踏み入れた。

するとそこで、丸い体に小さな角と羽が生えた、この辺りでは見たこともない丸い生き物が他の魔物に襲われていた。

「助けてくれ〜!助けてくれ〜〜!!」

驚くべきことに、その丸い生物は人の言葉を発しているではないか!


紗里は今日ちょうど買っておいた、誰でも使える魔除けの護符を一枚ちぎり、その人語を話す生物の周りに簡易結界を張った。

「た、助かった…」


魔物たちがそこから離れていったことを確認し、紗里はそれに話しかけた。

「君、大丈夫?ケガしてない?」

「あ、ありがとう…アンタは命の恩人だ…」

それは紗里に礼を言うと、得体の知れない体を左右に振りながら喜びを表現した。


紗里は、今一番気になっていることを聞いた。

「君は…魔物?なんで人の言葉を話せるの?」

「俺っちをあんな低俗な連中と一緒にしないでほしいね」

ずいぶんと偉そうな態度だ。

紗里はこの生物に興味はあったが、これ以上かかわると何かよくないことが起こるかもしれないと思い、その場を去ろうとした。

「まあとりあえず無事でよかった。じゃあね」

「あっおい待てよ。命の恩人に礼も無しとなりゃ、俺っちのプライドが許さねえ」

紗里は礼などいらない、と断ったが、その生物は半ば強引に紗里へ礼をすることを了承させ、そのまま家まで連れて帰ることとなった。


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紗里の両親はこの時期、町まで出稼ぎに行っているため家には紗里と弟の優也しかいない。

その優也も今日は町の学問所で教授の手伝いに駆り出されており、帰宅したとき、家には誰もいなかった。

「そういえばアンタ、名前は?俺っちはビッグってんだ」

「ビッグ…いい名前ね。あたしは紗里だよ。紗里=タチカワ」

「紗里…紗里ね。恩人の名前は覚えとかなきゃな」


ビッグと名乗るその生物はどうやら魔法が使えるらしく、火を起こすのを手伝ったり、風を操って溜まっていた埃を掃除したりした。

「へえ!魔法ってこんなに便利なものなんだ!」

魔法は一部の才能ある人間しか扱えない上、紗里のような普通の人間はそれを見ることすら稀なのである。

「魔法はいいぞ。こうやって生活の水準を上げられるし、ムカつくヤツに制裁を加えるのだって簡単さ」

「制裁はダメな気がするけど…」

その時、紗里はふとした違和感に気付いた。

「あれ?でもそれなら何でビッグはさっきの魔物を魔法で追い払わなかったの?」

「あ〜…それはだな…」

ビッグは少し言葉を濁した。

「…そう!あの時は腰が抜けちまって、マトモに魔法が使えるような状態じゃなかったのさ」

その体のどこが腰なのか?

紗里はその疑問を心にしまっておいた。



「魔法が使えるようになりたくないか?」

夕食を終えた後、ビッグは唐突にこう言った。

「…そりゃあ使えたら便利なのは見ただけですぐ分かったけどさ。魔法って元々その才能がないと使えないんでしょ?」

世間一般の常識を確認する紗里だったが、ビッグは体を横に振って答えた。

「いやいや、本来人間は全員魔法の素養を持ってるはずなのさ。みんな使い方を忘れちまってるだけでさ」

紗里はそのようなことは聞いたことがなかったが、ビッグが嘘を言っているようにも見えなかった。

「あとは、魔法が使える連中が自分らの既得権益を守りてぇってのもあるんじゃねぇかな?人間社会ってのはいつもそういうモンだろ?」

この丸い生き物は本当に何者なんだろう?

紗里はその疑問を解決したい気持ちもあったが、それよりもビッグが最初に言ったことが気になった。

「魔法…私にも使えるようになるの?」

「ああ、しかも俺の見立てじゃお前さん、なかなかの魔力を持ってるぜ」

自身の知らない領域に、まだ新たな才覚が眠っている。

そんなことを聞かされて喜ばないものがいるだろうか?

事実、紗里は雄弁に語るその丸い生き物の言葉に、多大なる魅力を感じていた。

「どうだい?俺っちがお前さんを『魔導士』にしてやってもいいぜ?」


紗里は気付いていなかった。

その時既に、このビッグという『悪魔』の掌の上で踊らされつつあるということを…。



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Comments

Anonymous

これはこれでどんな冒険があったのか気になって妄想してしまう。

びんづめシップ

コメントありがとうございます! 冒険の想像はある種ロールプレイの醍醐味ですね 紗里ちゃんがどんな風に冒険するのか、想像を楽しんでいただければと思います

Hell Ray

Big Mage Boobs, awesome.