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個人の事情は分からないけどもしかしたらこれを読んでいる人に「今の仕事を辞めて創作なりなんなりで収入を得たい」と思っている人がいるかもしれないので、その人たち向けに自分の考え方を簡潔に共有してみようと思います


ここでは収入を管理する白土としてまとめているのでムッとする表現があっても悪しからず



結論、一番大事なのは費用対効果をどこまで考えられるかです

もし会社に属して創作をするのであればそこは会社がやってくれるので問題ありませんが個人で活動するには話が別ってことになります、まぁこれは創作にかかわらずフリーや個人事業主はそうですよね


つまり基本一人分しか労働力がないので時給の単価を上げないと話にならないんですね、いかに効率よく活動できるかが肝になります


おそらく多いのが、「skebを収入の一つとして考えている」っていう人ですが、本気で収益を上げるって話になるとこの選択肢はいったん置いておくのが多分いいと思います


理由は相場が6000~12000で単価が低いからです、勿論お金を出してる側は1万を出しているわけでそれが安いってわけではないですし個人として出す金額としては逆に高いです、そこをしっかりと理解した上での発言なわけですが


正直大人一人暮らしで必要なお金は稼ぐのには厳しいラインになります、ここは依頼者側に誤解してほしくないのでしっかりと理由を並べます


1. 1万の依頼が一カ月毎日来る前提での話でその時点で現実的ではない


2. 仮に毎日依頼が来てもそれを1日で描くのが前提になるのでそれも個人によるが現実的ではない


3. 将来的に収入が伸びない、減るリスクのほうが大きい、どちらにしろ依頼を出す側に委ねられる


4. 時間に対しての単価を伸ばしようがない、早く描けば勿論上がるが依頼金の中での話


このような理由でskebでの依頼を収入源としてみるのは厳しいと私は考えています、そもそもskebの元の考えが投げ銭サービスなのでその時点で使い方が間違っているとも言えてしまうかもしれないです



勿論、skeb「のみ」で収入を得ようとしてる人は少ないかもしれないです、FANBOX等のパトロンサイトやDL販売、企業や個人事業主からの依頼と合わせて使うってのが普通だと思います


ですが、skebでの作業時間を他にあてれば単価が高くなるのが現実問題として出てきます、特にDL販売や企業からの依頼に時間を使えばその分単価が上がります


つまり本気で収入のことを考えるなら「まず」skebでの活動は休んだ方がいいってことですね


お金がないからskebの依頼をする、ではなく個人的に薦めたいのは漫画描いてDL販売するのが一番いいと思います、販売した時点で資産っていうのは厳密に違うかもしれないですが少なからず販売サイトが無くなるまでは売れ続けるので、その金額が多いか少ないかは別として


そもそもSNSに作品を投稿すること自体もそれを考えると控える部分だとは思いますが、宣伝的に考えるとそうとも言えない部分ですね


こういう常に自身の労働力と時間に対しての単価を考えられる人は多分向いてるかもしれないですし、一番必要な考え方だと思います




単価を上げる方法


一番効果があって単純な方法は作業スピードをめちゃくちゃ上げるってのですね、そんなの誰でも考えるって思うかもしれないですが、自分はこれが一番かなと


5月ごろに出した漫画あるじゃないですか、あれの売り上げって販売数と卸売り金額を計算すれば誰でも分かるんですけど約15万ほどなんですよ、出してすぐその金額ではなく5月から10月の合計金額ですがその辺はめんどいんで省略して


これが制作1年かけて売り上げ15万ってなるとまったく利益として成り立ってないんですけど、実際の制作期間は1週間です


こう考えると1ヶ月の売り上げとしては割と貢献してますよね、これを毎週はきびしいかもしれないですけど1ヶ月2本作ってそこにパトロンサイトの支援金を足すと多分生活はできると思います、ちなみに週間連載の漫画家はこれを年単位でやるので化け物です


勿論これは皮算用で実際は収入が低くなるということも十二分に考えれますし、多分その方が多いです、場合によっては2本では足りないかもしれないです


ただ手が早いってのは如何様にもプラスに働く部分ですし誰でも得られるものなので、やっぱ制作スピードは大事だと


自分のように技術レベルに至らぬ点がある人こそ割り切って早く作るってのが肝だとは思ってますし、だからこそどこに力を入れて単価を上げるかを考える必要があります、勿論時には練習もして平均値を上げつつ



なのでまとめると、まず考え方として一人分の労働力で単価を上げるにはどうするかってのが大事、そこにある程度のクオリティを保ちつつ作業スピードを上げるというのが必要かもってことです



最近skebの金額を1500円にしたんですが、これもその一つで収益として考えないのなら10000でも1500でも関係ないなと、なら安くてもいいかなってのが理由です




なぜこんな話をしたのかってのは、skebの考え方が依頼する側も受ける側も重くなってるなってのと、例のごとくSNSでそういう話があったからです


自分が1日で描いてるのが正直少数派で本来は最低2~3日とか1週間とか時間使って依頼はこなすべきなんですよ一日で描けても、でもそうなったら1枚1万とか正直3万でも生活できないですし、一般の人が出せる金額としては1万でも高いですし3万となったらそうそう出せないですし


だから単価を上げるならもっと大きい金額を動かせる企業から依頼を貰うとか、それが出来ないのなら自身で単価を上げる方法を見つけないといけない、そういうのを考えないと生活ができないってのが現実問題有るってのを自分なりに伝えたかったのがあります



これは別に見てる側は考えなくてもいい部分です、skebに関しては自分が出せる範囲の金額でリクエストをするべきです、それが本来の使い方ですし


ただ創作で収入を得て生活をしようとなった際にはどこに力を入れるか何を優先するかを考えないといけないよねってだけです



こんな感じで必要な考え方と切実な裏側でした



もう一回言いますけどこれは見てる側は関係ない話でskebのリクエスト金額をもっと上げろという話ではまったくないです、なのでそこははき違えないようにしてもらえると幸いです




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