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 別に自分は商業で活躍したい!ってわけじゃないので好きに描いたり練習したりしてますが、どっかの会社専属のイラストレーターや表紙やカードのイラストをバリバリ描く!ってのになりたいって思ったときどうすればいいかを自分なりに考えてみた

 ここで言うプロは第一線で活躍するレベルで考えます

 まずは空間把握の練習、デッサンですね、建物とキャラを違和感なく配置するにはデッサンをこなして観察眼と空間をしっかりとれるようになるのが土台だと考える

 併せてデッサンでモノクロでの色塗り練習、白と黒で物体の色を表現する練習をする

 

 色はそもそも光と影なので、白と黒で完璧に塗れればカラーがついてもすっと違和感なく塗れます、ちなみに自分はこれができないので大分苦労してます

 色についてはまた知識が必要なのでそれの勉強、前に投稿した色相環の使い方もそれに当てはまります

 同じくパースの確認、俺はこれができないので背景がしょぼいです

 んでやっぱり人体構造の把握、これは前にも書いた通りオリジナリティの基礎にもなるので必須、んでここからがまた大事、3次元の人間の構造と2次元のキャラの構造をどう折り合いをつけるか

 ここがオリジナリティの一つになると考えます、2次元でキャラを描く場合やはりどうしても人体解剖学をそのまま使うと違和感につながります

 一番わかりやすいのは鼻と耳です、この二つはどのレベルで2次元に落とし込むか人によってかなり違います、写実的なイラストはこの二つもなるべく3次元に寄せて描く

 逆にデフォルメチックな絵はその逆で簡潔に描いて顔と馴染ませるとか

 線の太さや色の塗り方でも変わってくる部分なのでかなりオリジナリティが出ますし出せます、首回りなんかもそうだと思います

 次は動きの練習と構図のレパートリー、プロとして活躍するなら焼き増しばっかりだと厳しいとは思います、同じ立ち姿でも仕草で感情の差をつけたりとか

 体の構造を知らないと動きもつけれないので、ここは短時間のドローイングと人体構造の勉強と平行ですかね、仕草は漫画アニメ映画ドラマ演劇時代劇人間観察でレパートリー増やすとか

 あとは性別と年齢の書き分けですか、自分は女性ばっか描いてますけどまぁプロはいろんな人物描くのは予想付きます、逆にここが描ければ割と仕事の幅は増えます

 ここも人体構造の勉強と平行ですね、肌のたるみとか脂肪のつき方とか、年齢による目のくぼみなんかも大事だと思います

 一枚の絵として完成させるのなら演出も必須ですね、構図の話と被りますが視線誘導とか光と影の落とし方とか、本来ない場所の影の追加もこれに当てはまります

 これは有名な絵画とかを参考にするとか、後はソフトの使い方も大事ですね、エフェクトを上手く使えることも大事です

 最低限こんなところですか、後は専門ではないにしろ背景もかけたら大分強いですね

 これが一番大事だとは思いますが流行とそれに合わせての成長ですか、商業でやる以上は流行りを抑えていち早くそれを自分の絵に落とし込む、これは商業ならではですね、つまり必須

 お絵描きする前はプロになるにはの選択肢に「絵が上手い」だけだったんですけど、描き始めたら大分これが大事なんじゃねってのが見える気がします、描かないと分からない部分は立場関係なく色々ありますね

 これはイラスト一本で一線級の活躍するってのを想定しての超ストイックな練習です、誰もこんなのやろうと思って全部できません、でも今活躍してる人は多分やってると思うんですよね、まぁこの部分は感覚で出来たってのも込みで

 あと自分で書いといてなんですけどこれは結構古い考え方だと思います、今の時代は選択肢がめちゃくちゃ増えています

 選択肢というか見る人が増えた分様々な需要も発生しているので、今までのプロの定義だと収まり切らなくなるのは確実です、様々な部分で活躍ができやすいと言えます

 ただやはり上に書いた技術が高いほど需要は生まれやすいですし、逆に生み出すことも出来ます

 なので、商業でお金貰いたいって人はやっぱ基礎錬というか、外にいろんな幅を見せるのが大事だと感じます、一番言いたいのは焼き増しばっかだとあんまり見てくれないってことです

 割とここでつまずく人を結構見ました、デモリールやポートフォリオの中身が同じのばっかりだとどうしても厳しいのは事実ですので

 ま俺はこんな立派に練習はできないってのは改めてわかったおわり

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