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以前制作した同人誌、河城みとりをメインとした長編3次創作漫画「無妖忌譚 / 錠・解巻(上・下巻)」には、当時あと書きでも触れていましたが続きのお話があります。

まあ続きというかその本編で語れなかった部分を補完する外伝のようなお話ですが、私の中ではその物語を以てようやく東方地霊殿Phantasmの「河城みとり」へとたどり着きます。

タイトルは「無妖忌譚 / 封巻」。

今回の投稿はその本で使用する設定画です。(若干ネタバレ要素になるかも…?)

もともと錠・解巻を作ったときに作成した設定画がありそれをそのまま封巻にも使用するつもりでしたが、錠・解巻を作った後に修正したい点がいくつか出てきたのでそういった部分を解釈し直して新たな設定画を描き起こしました。

いずれ既刊の錠・解巻にも加筆修正して反映させたいですね。



まず幼女時代(地上にいた頃)の河城みとり。

幼女みとりは3パターン。

・(右)人里にいたときは着物でおかっぱ人形を背負っています。妹の代わりです。

・(中央)妖怪の山に妹に会いに行ったり妖怪の格好をしなきゃいけなかったときは河童族の服を着ています。

デザイン的には最初に投稿された釣り動画のみとりに寄せました。

錠解巻の幼女みとりはこれに近い感じでしたが、今回河童っぽく背嚢を追加。

明治時代の初期型のランドセルを参考にしました。ついでに現代のランドセルカバーみたいにランドセルのカブセに警告マーク。反転したら鍵穴っぽくていいですね。

・(左)潜在意識内のみとり。元々は妖怪verと同じにしていましたが、みとりの深層意識の姿ということで敢えてみとりのデザイン原案の服に変更。

どこかで使いたかったんですよデザイン原案。ちょっと違和感あるかもですが。


…とまあ色々考えましたが、実際幼女みとりの出番は少ないです。

ちょっとした回想でしか使いませんからね。

過去をしっかり描くつもりもないです。



次は地底に封印された直後のみとり。

最初のプロットでは普通に現在のみとりと同じ服・装備でネームも下書きもそれで進めてたのですが、改めてシナリオを読み直してたら「この時点で標識背負ってるのは解釈違いかも…」となり、一旦標識も錠も持ってない初期釣り動画デザインのみとりにしたあと、色々考え直しに直してこういう着地をしました。

左側のみとりは道中合羽+マフラー装備ver。

背負ってる背嚢(ランドセル)の詳細は次の画像で。



次は封巻でメインをはるみとりです。

地底に封印された直後のみとりを髪を切って綺麗にしました。通称洗ったみとり。

ベースは初期釣り動画のみとりです。

プラス幼女時代のランドセルを改良して背負わせました。

腰の錠前は正式デザインになる前のみとりイラストから拝借。

何気に自分が初めて描いたみとりも腰錠前なんですよね。ある意味原点回帰。

メインウェポンは旧標識です。角ばってて痛そう。


もふもふ霊魂はみとりの標識についてるぴょこぴょこ動くもふもふが実は霊魂だったら…みたいな妄想から生まれたけど特に生かせる設定ではなかったのでスルーでいいです。



ラストは無妖忌譚 / 錠解巻のみとり改です。

錠解巻で描いていたみとりと特に変わってないように見えますが、背中の標識の留めかたを変えました。(ここずっと不満だった)

あと錠前に鎖がついてます。

錠解巻の加筆修正時に直したいところとしてはもう一つ、標識の種類ですね。

あのときその辺に関してあまり気を配らず描いていた覚えがあるのでなんか色々と間違ってる気がします…。



というわけで現在制作中の同人誌「無妖忌譚 / 封巻」より

河城みとりの設定資料でした。

とりあえずは2021秋例大祭頒布を目指します。

がんばります。




オマケ。昔のみとりん設定資料。(これはこれで気に入ってます)



さらに昔の設定資料。ここまで遡ると恥ずかしい。


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