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「それじゃあ……俺が約束通り先輩に麻雀で勝てば、二人を開放してくれるんですね?」


「あ~、するする、してやるってしつけぇなぁ……」


 俺。桜井義之は今日、家族のように大切な2人の為にタチの悪い先輩と麻雀で勝負することになった。

 今いるのはその先輩が根城にしているというビルの一室。麻雀卓が置かれた部屋だ。

 そもそもの発端は、目の前にいて、雀卓に座っている先輩―――浅黒く日焼けした金髪の男が、音姉こと朝倉音姫と、その妹の由夢を弄んでいることにある。

 二人は俺の大切は人。

 そんな二人を犯して弄んで、あまつさえAVや援交までさせている。

 それを許しておけるはずもない俺は、何度も2人を説得していたのだが―――。


「ええ~? 私たちセンパイに捨てられちゃうの? まだまだい~っぱいおまんこ❤ 可愛がって欲しいのにぃ……❤」


「私も……❤ 先輩のオチンポ……❤ もっと欲しんです……❤ おまんこの奥までずっぷり入る太くてかたぁいチンポ様❤ 兄さんのじゃ……❤ ふふ、絶対無理❤」


 ―――制服姿で先輩の左右に座って、自分たちを弄ぶ男を両端から絡みつくように身体を寄せていた。

 良く似た顔をしていて、学校でも有名で人気な美少女姉妹。

 姉の音姫は長い髪を後ろで大きなリボンで縛っていて、妹の由夢はシニョンで可愛くまとめている。

 性格は違うけれど、可愛く、そして仲の良い姉妹は今や目の前のクソ野郎こと先輩の言いなりだった。

 先輩は2人のおっぱいを肩を抱くようにして揉みながら「俺が勝つに決まってんだろ?」などと笑っていた。

 そこに更に「明後日にはお前らはAV2本撮るんだし、準備しとけよ?」などと言っていた。

 その言葉に俺は歯を食いしばり、怒鳴りつけたくなるのを耐えていく。

 音姉と由夢、二人合わせて既に10本近いAVに出演していて学校でも密かに噂になりだしている。

 今でさえ2人はこのまま、先輩に良い様に使われて捨てられそうなのに、学校も辞めることになれば取り返しがつかない。

 そう判断した俺は、今日この場で勝負をつけることにした。

 2人がどれだけ先輩に心酔してようが構わない、このまま俺の『家族』を破滅させるわけにはいかない。

 その為に勝負を持ち掛けたのだ。

 2人をどうにしてでも開放する。恨まれてでも助け出す、そう決意したんだ。


 ―――。


 ――――――。


「それじゃあ、弟くん、私と由夢とセンパイの3人と勝負して勝てたら、私たちは解放されるから頑張ってね?」


「兄さんが頑張らないと❤ 私たち退学してこのままAV女優だからね~? その方が嬉しかったり?」


 4人で卓を囲んでの麻雀開始。

 実質3対1なんて不利にもほどがあるけどやるしかない。

 俺の正面には先輩、左右には姉妹の状況だ。

 2人は制服姿で楽しそうに笑っていて、先輩も自信満々って顔だけど当然だろう、3対1なんだから。

 しかも、メインは俺と先輩での勝負、音姉と由夢は牌を好きなだけ先輩に差し込み(わざとロンさせる)出来るし、イカサマだってありえる。

 それでも俺は―――。


「絶対に勝つよ……!」


 ―――そう誓った。

 そして勝負は開始された。

 

 ―――。


 ――――――。


「………………」


 勝負は開始されたけれど、俺たちは素人同士だしそんなに劇的に動くことはなかった。

 ただただ、『イケる時は行って、無理そうな時は安い手で上がる』それだけを繰り返す。

 その結果、ゆっくりと先輩と俺の差は開いていく。

 先輩は缶ビールを飲みながらの麻雀で明らかに『勝てる』と余裕を見せている。

 そりゃ3対1だ、負けようがないと思っているんだろうけど、今日の為に俺は勉強して努力してきた。

 2人の為に学べるものは学んで、練習してきた。

 そう、音姉と由夢の人生の為に負けるわけにはいかない。


「…………ちっ」


「っ!」


 少し苛立ち気味に先輩が切った牌。

 それは俺の当たり牌だった。


「それ……ロンです親満で12000」


「ぁあ゛!?」


 波は来ている完全に来ている。

 今ので先輩の点棒をかなり減らした。

 これなら2人を助けられる。冷や汗をかきつつも、先輩から点棒を受け取ろうと手を出した時―――。


「おい、音姫……」


「ふふ……❤ はぁい❤」


 ―――先輩は点棒を渡さずに音姉の名前を呼んだ。

 それに彼女は優しく微笑むと俺の方を見た。いつも俺に向けてくれていたあの優しい微笑みで。

 ドキッとするくらい綺麗なその顔に生唾を飲んでいると、音姉は制服姿で立ち上がるとスカートを少しだけ持ち上げた。

 下着が見えそうなそのギリギリに俺はドキっとしていると―――。


「ね……弟くん……❤ さっきの先輩へのロンだけど……あれ、私にしてくれない、かな?」


「は……なに、言って……」


 ―――音姉から、先輩からじゃなくて自分から点を取って欲しいとのお願いをされた。

 そんなこと出来ない、だって俺は音姉を、2人を助ける為にやっていて、先輩に勝たなきゃいけないんだから。

 しっかりと断ろう、そして卑怯な手を使う―――いや、音姉に卑怯なことをさせようとする先輩を糾弾しようとしたとき―――。


「もし私から点を取ってくれるなら……❤ 今、このスカートの下に履いてるおパンツ❤ 弟くんにプレゼントしちゃうんだけどなぁ……❤ ふふ❤」


「!?!?」


 ―――予想もしてなかったことを言ってきた。

 自分の、今はいている下着を俺にくれる、なんてことを。

 いつしか優しい音姉の瞳には先輩によって開発された『牝』が宿っているようで、ドキドキしてくる。

 音姉はゆっくり、ゆっくりスカートを持ち上げていく。


「兄さんが私たちをエッチな目で見てるの知ってるんですからね? 兄さん……私たちのAVでシコってるでしょ? バレてないと思った?」


「っ……由夢…………!」


 音姉の反対側の由夢も楽しそうに笑いながら俺を追い詰める様な事を言う。

 そう、俺は二人をエロい目で見ているし、悲しさと怒りを覚えながらも家族同然の2人のAVでオナニーをしていた。

 それをからかわれて、笑われながらも、今は―――今だけは勝負に集中、そう思ったとき―――。


 ”しゅるっ❤”


「ん……スースーするかも……❤」



「っ……ぁ……」


 ―――音姉はスカートの中に手を入れてその下着を脱いでいた。

 その手にはリボンと同じ色の薄いピンクの可愛いパンツが握られていて、それを音姉は両手で広げて見せてきた。


「これ……❤ なんだけど……❤ 欲しくない?」


「ぇ……な、にを……は……?」


「何って…………ふふ❤」


 何かの作戦?

 俺を狼狽させての番外戦術?

 だとしたら効果はある、今俺はまともに考えられずにただただ音姉のパンツに釘付けになっているんだから。


「私のおパンツ❤ だよ、さっき言ったでしょ? ほら、ここ、少しエッチなシミ出来てるんだけど❤ ん❤」


「ぁ……ぁあ……っ!」


 ゆっくりと音姉は俺にパンツを近づけてくる。

 可愛いピンク色のパンツには確かに染みが出来ていて、それを―――。


「私の臭い……ほら……かいで? 弟くんは好きかな~? ふふふ❤ くんくんって、して?」


「っ……っ…………❤」


 ―――俺の鼻に優しくふんわりと押し付けてきた。

 音姉の優しい匂いと、少しの汗と、そして女の―――『牝』の匂いにクラクラくる。

 このままじゃ、ダメだ、ダメになる、そう判断した俺は―――。


「わかった! わかったから! 音姉から点貰う、から……!」


「ふふふ❤ ありがと❤」


 ―――音姉の提案を受け入れることにした。

 由夢も先輩も笑っているような気がするけれど仕方ない、仕方ないんだ。

 これ以上無駄な時間を使うのも狼狽えるのも相手に弱みも見せることになるし、結果的に点棒はふえるんだし。―――そう納得させながら俺は音姉のパンツを貰った。

 まだ残る暖かさ、温もりを握りながら麻雀を再開したんだけど―――。


「………………っ」


「ん? 弟くん、さっきからどうかしたのかな? ふふふ❤ もしかして、私のスカートの中、気になっちゃってる?」


「っ! 違っ、ぅ……!」


 ―――音姉の言う通り、完全に図星。

 さっきパンツを脱いで俺に渡したってことは今、音姉はノーパン。

 それを考えただけでドキドキして、ついつい視線を向けてしまっていた。

 俺のその視線を楽しむ様に、音姉は自分のスカートを座ったまま少し捲り上げて太ももを見せて、脚の付け根をチラ見せしてくる。


「っ!」

 

 足の付け根が見えても下着の姿は見えない。

 それも当然だ。


「もちろんノーパン❤ だからね? だって私のおパンツは弟くんが大事に握ってくれてるんだし❤」


 そう、音姉の下着は俺の手の中にあるんだから。

 手触りの良いそれを握りながら、俺はクスクス笑われつつ麻雀をしていく。

 どうでも良い、勝てばいいんだ、それで終わりだと自分に言い聞かせて、1枚牌を引くと―――。


「っ…………ツモ! 8000点……!」 


 ―――高めを引けて割と良い点が入った。

 これで良い。勝てば良い、勝てれば良いんだと言い聞かせて全員から点棒を受け取って、再開しようとした。

 流れは俺に来ている、勝てる、勝てる。

 その気持ちが萎える前にと思っていた。


「あっ、そう言えば脱衣ルール、だったよね兄さん……❤」


「ふふふ❤ 忘れてた❤ そうそう、点を取られたら服も取られちゃうんだよね❤」


 しかし、そんな俺の気持ちを冷やかすように由夢は「脱衣ルール」などと言い出した。

 何を言っているのかと固まっている俺の目の前で、由夢はさっきの音姉と同じ自分のスカートの中に手を入れて、こっちを見ながらゆっくりパンツを脱いでいった。

 

「ん……❤ 恥ずかしいけど、これ……❤ 私もエッチなシミ……❤ 出来ちゃってるかも❤」


 そう言ってグッと下着の股間部分を広げて俺に見せてきた。

 白の清楚なレースのやつで、少しだけセクシーな雰囲気のあるものだった。

 脱いだ瞬間に由夢の匂いがふわっと広がってきて、その香りに俺は情けなくも興奮してしまう。

 由夢の広げた下着には確かに染みが出来ていた、ついついそこを注視してしまっていたら―――。


「ほら、これ❤ イイんですよ? 私の温もりを感じてくれて……❤ 本来なら兄さんに私の温もりなんて贅沢ですけど、点を取ったご褒美にこれ……どうぞ?」


 ―――その下着を、パンツを渡されてしまった。

 二人分の下着、音姉の下着はもう温もりを失ってしまったけれど、由夢の白のレース下着はまだまだホカホカしている。

 それを手にしたということは今2人はノーパンでそこにいるということになる。


「ふふふ❤ 弟くん、目がエッチになってるよ?」


「兄さん❤ 私たちを取り戻すために勝負してるの忘れてない?」


 俺が視線を二人の下半身というか、短めのスカートに注いでいるのを気付いた音姉と由夢はクスクス笑っている。

 必死に、どうにか二人を助けるんだ! なんて意気込んでいたのに、今の俺はノーパンであるはずのそこが気になってしかたなかった。

 それを見抜かれた恥ずかしさに視線を外して俯きつつ、手にした下着をギュッと握り、少し迷って情けない話だけどポケットにねじ込んだ。

 音姉が「私も脱がなきゃね?」なんて言って、スカートを脱ごうとしたけれど、それは必死に止めておいた。

 もし、下半身裸で麻雀なんてされたら、俺の集中がかき乱されることは確実だからだ。

 今は目の前の勝負集中! そう思い勝負を再開した。。


「…………っ!(ぁ、先輩のその牌! きた!)」


 酒を飲みながら先輩が無防備に切った牌。

 それは俺の当たり牌。当然ここでロンする以外選択肢は無いと手牌を倒そうとしたとき―――


「ふふふ❤ ね……兄さん❤」


 ―――声をかけられてチラッと視線を由夢に向けると、彼女は自分のスカートを少し捲り上げて太ももを見せてきていた。

 柔らかそうな太ももを足の付け根が見えるくらい見せつけて来て、そこに生唾を飲んでしまう。

 だって、その下には下着をつけてないんだから、そのままスカートを捲り上げれば間違いなく見えてしまう。

 

「ほら……❤ しっかり見て? はいてないんだよ、私……❤」


「っ……!」


 見せつけられる太ももに視線を向けながら、ドキドキする心臓。

 由夢のそこに視線を奪われているうちに気づけば先輩の番は終わり、俺は上がるチャンスを失ってしまっていた。


「ぁ……!」


 それはもう時すでに遅く、由夢の誘惑による妨害にてあっさりと手玉に取られてしまっていた。


「クスクス❤ 兄さんってほんっと簡単ですよね……❤ こんな程度で鼻息荒くして童貞丸出し❤」


「……っ、くそっ……」


 由夢の太ももに目を奪われている内にチャンスを逃したことに舌打ちをしながらも、期待した視線をそこに向けてしまう。

 俺に勝つため、先輩を勝たせる為に何かイカサマでもしてくると思ったけど、こんなことをしてくるなんて。

 もう、こんな風に負けはしないと思いながら、気を引き締めて勝負に挑む。

 先輩に勝つ。そして由夢に、音姉にも惑わされないようにしないと、そう思いながら視線をチラチラと向けてしまう。

 見るたびに綺麗で可愛い、そう思えてくる二人を前にすると生唾を飲んでしまう。

 緊張と興奮を抱えながらゲームを進めていくと―――。


「あ、ツモっ❤ これ、上りだよね?」


 ―――音姉がツモ上がりをした。

 大した役でもないから点棒も減らさずにすんだけれど、そう言えば脱衣ルールとか言い出していたのを思い出した。

 それは音姉も覚えていたようで「先輩に脱いで貰うと私たちが興奮しちゃうし……ここは……そうだ❤」と少し考える様な仕草をしてから、由夢に声をかけて席を立った。

 何をする気なのかと戸惑いつつ待っていると―――。


「私たちがあがった場合は脱がせるか、お着換えするか選べるルールってことにするね?」


 ―――と、言いながら二人が戻ってきた。

 戻ってきた二人、音姉と由夢は二人そろってかなり際どいミニスカで谷間を見せているメイド服に着替えてきた。


「お、いいじゃん、退屈してたから目の保養ににはなるわな❤」


「えへへ❤ ご主人様~❤ なぁんて? お姉ちゃん、メイドってこんな感じですか?」


「ふふ❤ 由夢ちゃん❤ メイドならもっとエッチにでしょ? ご主人様❤ ご奉仕させてくださいまし❤」


 二人は俺よりも何よりも先輩にその服を見せるのを楽しんでいるようだった。

 柔らかそうな谷間❤ に太もも❤ ガーター付きのソックスがまたエロく見える。

 先輩は堂々と二人のおっぱいを”むにゅっ❤”と両手で同時に揉んで楽しんでいた。

 その姿にイライラしながら俺はゲームの―――麻雀の再開を声を荒らげて要求した。


「悪ぃ悪ぃ、このエロ女たちが悪ノリしてな、続きは終わってから、な?」


「「はぁ~い❤」」


 勝てるという余裕を見せるその姿にイライラしつつ麻雀を再開。

 俺はついついメイド服姿の2人を視線で追ってしまうけれど、何とか冷静に進めていこうと努める。


「…………(この感じなら、多分いける……先輩から直撃を取れる)」


 イライラと、メイド服への興奮を抑えて、なんとか先輩の捨て牌を睨みながら上手く操作できている。

 多分、自分の狙いは気づかれていないし、先輩が捨てている牌の流れから見るとあと一巡か二巡もすればロン出来るはず。

 そう確信しつつ、自分の狙いを気取られないように牌を切っていき、そして由夢の番になったとき切られた牌は―――。


「…………(俺のアタリ牌、だけど、低目だしここは当然スルーして先輩からの高めを狙う)」


 ―――上がれる牌だけど、先輩から直接点を取りたい俺はそれを当然スルーする。

 だけど―――。


「ね……兄さん? 私から点を取れたら下着姿になりましょうか? メイド服、脱いでその下も見たいんじゃないんですか? さっき着替えて、すっごく際どいの履いてるんですよ? 渡した下着よりもずぅっと……❤ 先輩とのエッチ用ですから物凄くエッチですから❤」


「………………」


 ―――由夢は自分の捨てた牌を指で弄りながら見つめてくる。

 そして、誘惑するように話しかけてくるけど、それを俺は必死に無視。

 無視しようとしていく、いくんだけど……下着の話を聞かされるとドキドキしてしまい、ここでもし由夢から点を取ればその下着が見れると思うと生唾を飲んでしまう。

 ポケットに突っ込んでいた下着、二人の下着を思い出して、これよりも際どいもの?と考えだすと妄想が止まらない。


「…………っ」


 だけど、ここで誘惑に負けてしまえば二人を取り返すことが出来ない。

 下着の誘惑に負けてしまうなんてありえない! ありえないんだけど―――。


「ブラジャーでも、パンツでも……❤ 好きなだけ見て良いからね? おまけに、5分だけ触れなければどれだけ近くで観ても良い権利も追加です❤」


 ―――その理性を削る様に悪戯っぽい声で由夢は語り掛けてくる。


「本当にきわどくて……❤ 着ている方がエッチな下着なんですよ? おっぱいも乳首も見えちゃってますし、お尻の方なんてほとんど丸見え❤」


「………………っ」


 その言葉を聞きながら俺の手は、いつの間にか自然と手牌を倒していた。

 内心では「先輩に勝てば良いんだし、今は点は俺の方が上。出ないかも知れない先輩からの上りを待つよりも由夢からでも点を取れれば最終的に勝てる」なんて言い訳をしていく。

 だけど、本心としては見たかった、それが本音だった。


「あ~ぁ……❤ 兄さんに点取られちゃったから脱がないと……ですよね?」


「っ……!」


 クスクス笑っていて、内心では誘惑に負けた俺をバカにしているのが見えているけれど、目は逸らせない。

 音姉も「弟くんも男の子だね❤」なんて笑っているが、今は笑われることよりも見ることに集中していく。


「もう……そんなギラギラした目で見られると緊張するんだからね? ん……❤」


 ”しゅるっ❤”


 俺の視線を浴びながら由夢はメイド服を脱いでいく。

 頭に付けた白のヘッドドレスはそのままに、黒と白のフリルで構成されたそれを脱いでいくと―――。


「じゃじゃ~ん❤ どう……凄くエッチでしょ?」


「っ!!」


 由夢は下着姿になった。

 その下着は語っていたように、いや、それ以上に際どいものだった。

 派手なピンク色のブラはカップに割れ目があり、そこから乳首が見えてしまっている。

 由夢は片手でおっぱいを隠すようにしていて、下もそっと手で隠してペロリと舌を出して悪戯っぽいく微笑んでいた。。

 隠しているけれど、下着―――パンツは非常に細くて、ブラと同じくピンク色。

 片手で隠しているそこも、きっとブラと同じく割れ目があって、あそこも丸見えになっているはず。

 それに期待して生唾を飲んでいると、ゆっくり、ゆっくりと由夢は手をどかしていき、その身体を見せつけてくる。


「……っ!」


「童貞の兄さんじゃ見られない光景なんだから目に焼き付けてね? 私の……エッチな下着姿❤ 先輩とのエッチエディションってね❤」


 由夢には似合わないと思えるようなエロい下着で、かつ色合いも直接的に派手。

 乳首もブラについた割れ目から見えているし、下も―――おまんこもパックリ開いた下着の割れ目から見えてしまっている。


「ほら、触らないならどれだけ近くて見ても良いんだからね? 兄さんの童貞臭い鼻息、私にかけて?」


 俺はそのバカにした発言に腹を立てることもなく、興奮に何も言えないままで由夢の身体に顔を寄せていく。

 ブラの割れ目から飛び出した薄いピンク色の乳首❤ ピンと立ったそこに鼻息を荒くして顔を寄せていくと―――。


「クスクスっ❤ 本当に鼻息荒くてくすぐたいんだけど……❤」


 ―――と由夢に笑われるけどどれどころじゃない。

 時間は5分しかないんだからとじっと、その柔らかそうなおっぱい、乳首を見ていく。

 そして、次は当然下も、だ。


「おまんこも見たいんだ……❤ 先輩にたっぷり使い込まれてて、AVでもお披露目しているおまんこ……❤ そんなに見たいんだぁ、ふふ……❤ 兄さんで50人目くらいかも、私がおまんこ直接見せるの❤」


「…………っ」


 由夢の発言に頭を殴られるようなショックを覚えるけれど、それを飲み込んでいく。

 もう、由夢の身体が汚され切っているのは知っている、それを本人から聞かされたショックに一瞬辛くなるけれど、それを興奮と性欲でどかしてしゃがみこんだ。

 由夢のおまんこを見ようとしゃがむと、彼女は彼女で下品にガニ股になって、ピンク色の下着の割れ目をおまんこごと指で広げていく。


「はぁ……はぁ……っ!」


「兄さん……❤ 本気で見過ぎなんですけど……❤ 少しキモいかも❤」


 由夢のおまんこから感じるメスの匂いに興奮しつつ、学校では優等生な彼女がエロいことをする為の下着をつけていることに心臓も頭も熱くなっていく。

 5分間匂いを感じる様な距離で見続けたら、由夢は「このままだと童貞の兄さんがまともに麻雀出来なさそうだし服着てあげるね?」とメイド服を着なおした。

 正直、図星だったのでありがたく思いつつも結局は谷間と太ももに目が行ってしまう。

 なるべく意識しないようにしても目はついつい2人のおっぱい、その谷間に行くし―――。


「…………ね、弟くん……❤」


「兄さん……❤ お姉ちゃんのここ、見て?」


「…………っ!」


 ―――二人は見せてくる。

 今は音姉が胸元を引っ張って谷間と、ブラを見せてくるんだけど、注目点はそこではなくてそのおっぱいに乗せるようにして見せてきている牌。

 それは俺の当たり牌。

 音姉がはチラッとブラを見せてくる。


「これ、弟くんにプレゼント……したいなぁ……❤ 私から点を取ってくれれば脱いでもあげられるし……❤ 由夢のエッチな下着で満足しちゃった? そんなこと……ないよね❤」


「…………」


 チラ見えしているブラの色は黒だった。

 ピンクの派手な色の由夢のとは違う、どこか大人っぽい色合いだった。

 それがどんな下着、ブラなのか、パンツはどうなっているのか気になって仕方ない。

 俺のそんな気持ちを見透かすようにして音姉はそっと身体を寄せてくる―――。


「……❤ 私のエッチな下着❤ 見て……? 弟くんが私から上がってくれればそれで見れるんだよ……? ふふ……❤ 見ながらおちんちん、シコシコしても良いんだからね?」


 ―――耳元で囁かれる音姉からのエッチな誘惑。

 そして、最後におっぱいに乗せていた牌に「ちゅっ❤」っとキスをするとそれを切った。

 数秒間の沈黙。

 俺も、先輩も、由夢も音姉も誰も何も言わない。

 音姉は胸元をグイっと広げて谷間とブラを見せながら片手でチンポをしごくようにエア手コキの動きを見せてくる。

 その谷間とブラ、そして下品な仕草にドキドキしてしていく。

 何も言わない、無言の中で次の手番の先輩が牌をツモろうと手をゆっくり伸ばしていく。

 それをスローモーションに見ながら、このままだと音姉の下着が見れない、そう思ったとき、俺は由夢の時と同じく手牌を倒していた。


「………………っ! ロン…………」


「ふふふ❤ あ、ロンされちゃった……❤」


 楽しそうに微笑むメイド姿の音姉は口パクで「ありがと❤」と言っていた。

 俺は必死に自分で「点は取れたんだからこれで良い」と言い訳していく。

 心の中で言い訳する俺の前で、彼女は点棒を渡すと立ち上がった。


「ね……しゃがんで? うん、床に座ってくれた方が良い、かな?」


「? …………っ」


 俺は音姉が言ったように床に座り込んだ。

 とりあえず正座で座ると、その目の前で白のフリルが可愛いメイド服のスカートをゆっくりと持ち上げていく。

 ガーターベルトが伸びるスカートの中、そこが見えてしまいそうな位置。

 スカートの下にはもちろん、当然下着―――パンツが見えそうになっていく。

 だけど、音姉はそのギリギリで手を止めた。


「…………❤」


 手を止めて、スカートを持ち上げたまま俺を見下ろしてくる。

 その視線の意味に気が付いた俺は気づけばゆっくりと、情けなく頭を下げて、スカートを覗き込んでいく。

 由夢の「あ~ぁ、兄さんプライド無さすぎ❤」なんて声や先輩の笑い声を聞きながら、スカートの中に潜り込んでいき、パンツを覗き込もうとしていく。

 

「…………っ」


 そんな俺の動きに反応して音姉は少しスカートを捲り上げていく。

 チラッと見えてきたのは黒のパンツ。

 かなり際どくて、由夢のように穴あきではないけど、細くてあそこに食い込んでいた。

 それを見て生唾をゴクリと飲み込んでいく。


「……弟くん❤ シコシコはしなくて良いの? 見ながらして良いんだよ? 私のおパンツ、オカズに、ね?」


「そうだよ~? 兄さん……❤ お姉ちゃんのエロエロおパンツを見ながら好きなだけチンシコして良いんですからね?」


 姉妹にそれぞれ見下されながら俺は悔しさも感じながら手を股間に伸ばしていく。

 音姉のおまんこに食い込んだエロい、黒の紐下着はもちろん、さっきの由夢の穴あき下着も忘れられない。

 それを思い出しながらチンポを扱いてしまいたくて、震える手でファスナーを下ろそうとする。


「ほら……❤ 弟くん、早く早くぅ❤ 弟くんのシコシコ……❤ 見たいなぁ……❤」


「兄さんはどんな風にシコシコするの? ふふ……❤ 私のおパンツもまた見せてあげよっか?」


「…………っはぁ……はぁ……!」


 二人は俺のオナニーに興味津々なようで、楽しそうに覗き込んくる。

 音姉は「ほら、もっとしっかり見て良いんだよ?」なんて言いながらスカートを捲り上げて、むっちりしたおまんこに食い込む下着を見せてくる。

 細い紐が食い込んで、おまんこの肉がはみ出ているのを見て本当にドキドキしていくと、由夢は椅子に座ったままスカートをチラッと捲り上げて太ももを見せてきた。


「私の方を見ながらでも良いんだからね? 兄さん……❤ チンシコがんばれ~❤」


 完全にバカにされている。

 それでも二人をオカズにオナニーをしたくなり、ファスナーに手をかけ―――。


「っ! …………もう、時間は経ったから、勝負再開……しよう!」


 ―――ギリギリのところで気力を振り絞って誘惑に耐えた。

 音姉は残念そうに、由夢は楽しそうに微笑んで「結構我慢強いけど……どこまで耐えられるかな~?」なん言っていた。

 音姉の下着が見たくてしゃがみ込んでまで覗こうとしてしまって、かつ先輩から点を取るのよりも二人のパンツを見ることを優先した俺だけどもう誘惑には負けない!

 強く、強くそう思いながら、ズボンの下でチンポをビクビクさせて椅子に座る。

 酒を飲みながら「好きにシコってくれて良いんだけどなぁ?」と笑っている先輩を睨みながら勝負を再開した―――。


 ―――。


 ――――――。


 ―――の、だけれど。


「…………っ(かなり良い手が入ってる、これで上がれば……!)」


 俺の手牌は今かなり順調。

 上がればかなりの点になる状態で、先輩は不調の様なのは見て取れる。

 このまま進もうとしているときに、音姉が牌を切った。

 それは何でもない牌で、そのまま俺はスルーしようとしたんだけど―――。


「弟くん……❤ これ、ポンかチーか……しない?」


「は……?」


 ―――音姉は切った牌を指さしてそんなことを言い出した。

 その牌は確かに『チー』出来る。出来るが、俺の手牌ではやる必要がないどころかむしろ崩すことになる。

 デメリットしかないそれを無視しようとする、が―――。


「してくれたら……嬉しんだけどなぁ……❤」


「っ……! 音姉……」


「弟くんが私のパイ❤ 貰ってくれると嬉しいなぁ……❤ ん~❤ だめぇ?」


 ―――音姉は俺にしつこく絡んで誘惑してくる。

 スカートを捲り上げてチラチラとエロい、おまんこの食い込んだ紐下着を見せつけてくる。

 キュッと食い込んでエロいそれに生唾を飲みながらも俺は必死で「要らない……!」と突っぱねていく。

 だけど、音姉は諦める気がないみたいで、その牌を摘まむと今度は―――。


「これでも……だめぇ? ふふふ……❤」


 ”むにゅっ❤”


 ―――それをおっぱいの谷間に挟み込んでいく。

 そして俺に「取って?」と差し出す様に見せつけてきた。

 おっぱいの谷間に挟まれた牌、柔らかそうな肉に包まれて揺れるそれに俺は目が釘付けになっていく。

 音姉は両手でおっぱいを寄せながら揺らして―――。


「ほら……❤ これ……❤ 弟くんが貰ってくれないなら……先輩に貰ってもらおっかなぁ?」


「……!」


 ―――それを今度は先輩に向ける。


「ん? 俺は別にいーけど? どーせロクな役になんねーしこの手」


 先輩は既に今回はやる気ない様で手を音姉のおっぱいに伸ばしていく。

 それを見ながら俺は―――。


「チー…………!」


「……❤ ふふ……❤」


 ―――つい、言ってしまった。

 それを聞いて音姉は嬉しそうに楽しそうに笑ってから先輩に「ごめんなさいね?」と言ってから俺におっぱいをグッと寄せて見せつけてくる。

 柔らかそうなおっぱいに挟まれたその牌を。


 ”むにゅぅっ❤”


「はい❤ 弟くんの牌だよ? 貰って……?」


 俺は自分でやってしまったことに公開する間もなく、音姉の谷間に釘付けになっていた。

 おっぱいに半分近く沈み込んで挟まれた牌にドキドキしながら手を伸ばす。

 

「ぅ……ぁ……はぁ……はぁ……」


「そんなに緊張しなくて良いんだよ? …………少しくらい悪戯しても私はぜんっぜん怒らないから、ね? おっぱいに悪戯しても弟くんなら許しちゃう❤」


「……!」


 音姉が囁くように「悪戯しても良い」なんて言ってくると緊張とドキドキ―――興奮は最高潮に達していく。

 鼻息荒く、由夢にクスクス笑われながらゆっくりとおっぱいに手を伸ばして指先で―――。


 ”ぷにゅっ❤”


「っ❤ ぁん……❤」


 ―――少しだけ触れる。

 先輩は好き勝手に揉んで好き勝手に吸っていただろう、それを俺は少しだけ触れる。

 それだけでチンポはガチガチに勃起して、ビクビクと震えていく。

 それを由夢に「兄さんの童貞チンポ、興奮し過ぎ❤」と笑われてしまう。

 笑われながらも更に手を伸ばして、おっぱいの谷間で揺れる牌を掴んだ。


「ん……❤ ぁ……❤ ふふふ……❤ 取られちゃった❤」


 悪戯っぽく微笑む音姉。

 完全に手玉に取られながらも、そのまだ暖かい牌を大切に握ってしまう。

 さっきまで音姉のおっぱいに挟み込まれていた、そう考えるだけでチンポはパンツの中で暴れていく。

 結局、そのチーで崩れて、この巡での俺の手牌はボロボロになってしまった。

 自分の不甲斐なさというか、こんなに簡単に誘惑に負けてしまうことを恥じながらも次こそは「本気で」「真剣に」と言い聞かせていく。

 行くのだが―――。


「ねぇ……兄さん❤ この牌、欲しくないですかぁ?」


「は……?」


 ―――俺の調子が良さそうなときになると二人は決まって誘惑をしてくる。

 由夢は牌を1枚つまんでフリフリと俺に見せてくる。

 音姉の時のように、この牌でポンかチーかをしろということなのだろう。

 確かに俺の手牌を見ればポンが出来る。

 出来るけれど、それをしてしまうとまた手牌を崩すことになる。


「……要らない」


「へぇ……? お姉ちゃんの牌は貰ったのに私のは要らないんですか? へぇ……❤」


 2度も同じような誘惑に乗らない。

 この手が完成すれば先輩の残りの持ち点をかなり削れる。

 このままいけば勝てる、2人を開放出来るんだ! その思いで誘惑を跳ねのける。

 そんな俺をバカにしたような笑みを浮かべて見つめてくる由夢はその牌を音姉のように胸の谷間に、と思いきや―――。


「よいしょっと……❤ これでも欲しくない?」


 ―――それをスカートの中に手を入れて下着の中に忍ばせた。

 俺はそれを見て目を見開いて動きを止めてしまった。

 その時点で俺はもう誘惑に負けてしまっているのだけれども、そんなことよりも、もし俺がその牌をポンすれば下着の中に手を入れられる。

 由夢の下着の中に、あのエロい下着の中に!

 そう思うと興奮が高まっていき、生唾を飲む。

 手牌を確認して「ポン」を―――。


「あ、悪ぃな、それロンだわ」


「は……?」


 ―――言おうとした瞬間、先輩がニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら『ロン』を宣言した。

 手を伸ばして由夢の下着の中を―――パンツの中を触ろうとしていた俺は、情けないポーズで固まる。


「ぁん、もぅ、先輩❤ もう少しギリギリまで引っ張った方が面白そうだったのに❤」


「さっきの間抜け面で十分だろ?」


 由夢と先輩は俺を小馬鹿にして笑っていく。

 音姉もクスクスと控えめに笑っていた。

 完全に弄ばれた恥ずかしさに顔を真っ赤にしていくけれど、更に―――。


「おら、牌寄越せっての❤ お前のまんこで咥え込んでたら取れねぇーだろ?」


「ぁん❤ 先輩っ❤ 乱暴ですって❤ んんっ❤」


 ―――由夢は俺に背を向けるようにして立っていて、その股間に先輩の手が伸びていた。

 メイド服のスカートを捲り上げた彼女の股間―――下着の中に先輩は手を入れている。

 しかも―――。


 ”くちゅっ❤ くちゅっ❤”


「んんっ❤ ぁ❤ もう、ダメですってっ❤ んんっ❤」


 ―――明らかに牌を取る以上の何かをしている音が響いてくる。

 それに合わせて由夢も声をあげて、脚を震わせていく。


「はっぁ❤ んっ❤ 先輩っ……❤ んんっ❤ だめ❤ 立ってらんないっ❤」


「お触りタイムは5分だろ? そのまましっかり立ってろよ、ほれっ❤」


「ひっぅっ❤ ぁぁああん❤ イきそっ……っ❤ はっぁ❤ ぁ❤」


 俺がさっき音姉のおっぱいにほんの少し触れたのとは明らかに違う行為。

 それに由夢は抵抗もしないで、スカートを捲り上げたまま、声を漏らしていた。

 俺の位置からは何をしているのかははっきりとは見えない。

 見えないからこそ、想像してしまい、さっき見た由夢のエロい下着で飾られたおまんこを先輩が好き勝手弄っている姿に興奮していく。

 チンポは当然硬くなり、さっき少しだけ見えた由夢のあそこへの興味と興奮にカウパーが漏れていた。


「ふふふ……❤ 残念だったね弟くん❤ 由夢ちゃんのおまんこ弄れなくて……❤」


「音姉……っ、俺は……別に……」


 鼻息荒くしながら、喘ぎ声をあげる由夢の背中を見ていたら気づけば音姉が椅子を寄せて俺の隣へと来ていた。

 由夢が喘ぐ姿を見ながらチラチラと音姉の太もも、谷間を見てしまい、どこを見て良いか混乱してしまう。


「ほら……❤ しっかり由夢ちゃんを見てあげなきゃ❤ 先輩の指で虐めて貰いながら頑張って立ってるんだから❤ いつもだったら直ぐにイってへたり込んじゃうのに耐えてるのよ? 弟くんの前だから❤」


「……っ……由夢……っ!」


 音姉から聞かされる『普段の由夢』の話。

 俺の知らないところでは、とことん弄ばれていることを改めて理解させられながら、音姉の手は俺の太ももを撫でていく。

 優しい手つきのその手はじわじわと股間に伸びていき―――。


「ふふ❤ 由夢ちゃんが感じてる見て勃起しちゃってるんだ❤ 童貞おちんちんくん❤ ね、シコシコして良いんだよ? ね❤ 由夢ちゃんを見ながら……❤ シコシコ❤ ね?」


「俺は……そんな……っ……ぁ……!」


 ―――その手、指がファスナーを摘まんでゆっくり下ろしていく。

 勃起したチンポがパンツを押し上げていくけれど、そのサイズは小さめだ。

 そのカウパーで濡れた先端を音姉は人差し指の先端で撫でてコリコリ弄っていく。


「ほら……❤ シコシコ❤ 由夢ちゃんの声で……ね? それとも……私のおパンツ見ながらにする……?」


「っ!」


 軽く刺激されただけでさっきから興奮しっぱなしのチンポは射精しそうになる。

 それに耐えていると、音姉はチンポを弄るのとは反対の手で自分のスカートをゆっくり捲り上げていく。

 綺麗な太もも、むっちりしたエロさを見せていき、もう少しで下着が見える位置まで持っていく。


「シコシコ……❤ してくれるなら見せてあげるんだけどなぁ……❤」


「そん、な……っ……!」


 さっきは下からで、かつスカートの陰だったのでハッキリ見えなかった部分もあった。

 それをしっかりと見せて貰えるとなると興奮―――期待も高まってしまう。

 どうしようかと思っている間も、音姉の指は動いて俺のチンポを刺激する。

 それだけじゃなく、目の前では由夢が肩ごしに振り返ってきて―――。


「はぁ……❤ ぁ❤ んんっ❤ こーらっ❤ 兄さん……❤ 私が先輩におまんこ弄って貰ってるのにっ❤ んんっ❤ お姉ちゃんでシコシコなんてダメですからね❤ ぁっ❤ しっかり、私でシコシコ、してっ❤ んんっ❤ そこ、だめっ❤」


「ぁ……ぅっ……!」


 ―――自分でオナニーしろなんて言ってくる。

 先輩の指で弄られて、メイド服に包まれた身体を震わせる由夢。

 喘ぎ声と、弄る”くちゅくちゅ❤”という音だけが聞こえる状況。

 何をされているのか、由夢のおまんこは俺は見ることも出来ないで興奮する。

 先輩は好き勝手に弄って、弄んでいるというのに。

 その悔しさも興奮の材料にしてしまいながらチンポを固くし、音姉に指で刺激される度に情けなく反応してしまう。


「ほら……❤ シコシコ見せて? ね……❤ ふふ❤ この小さなおちんちんくんでのシコシコ❤ 気になるなあ……❤」


「んんっ❤ ぁ❤ 兄さんっ❤ 私が先輩にイカせて貰うのを見てシコシコ、してよね❤ ぁ❤ そこっ❤ きもち……ぃっ……❤ んんんぅっ❤」


 俺は2人を先輩から解放する為に勝負をしかけたのに、何故こんなことに……!

 そう思いながらも今は音姉の下着を見たくて仕方なくて、それと同じくらい由夢の喘ぎ声に興奮している。

 チンポを震わせて、ビクビク揺らして、カウパーをドンドン漏らす。

 恥知らずなくらい『助けたい2人』に興奮し、欲情していく。

 オナニーをしてしまおうか、このまま情けなく射精してしまおうかと考えていた時―――。


「と、お触りタイムそろそろ終わりかぁ? んじゃ……イっとけ由夢っ❤」


 ”くちゅっ❤ ぬっぷ❤”


 ―――先輩が酒を片手にそう言って深く指を挿入する音をさせた。

 俺には見えない、見ることも出来ない位置で由夢のおまんこに先輩が指を挿入してそこをかき回していく。

 さっきまでの刺激が遊びだったかのような激しさで刺激して、”ぬちゅぬぽ❤”音をさせていく。

 その音の果てに由夢は身体を震わせて―――。


「ぁっ❤ ぁああっぁ❤ ダメっ❤ イクっ❤ イクイクイクっ❤ あぁああん❤ イクっ❤ イクぅううぅうううう❤❤❤」


 ―――大きな声をあげながら絶頂した。

 足をガクガク震わせて立ったまま背中を反らして絶頂していく。

 そして、由夢がその場にへたり込むと、先輩の指には濡れた麻雀牌が1枚握られていた。


「っし、改めて、ロンっとなぁ……」


 由夢の汁で―――マン汁で濡れた牌を卓において先輩は上がっていった。

 それを見ていた俺のチンポから音姉は指を離して「サービスタイム終了~❤」と言って、椅子を自分の場所に戻していった。

 由夢はへたり込んだまま、肩を震わせて荒い息をしていた。

 その生々しいエロさにゴクリと唾を飲んでいたら、更に先輩は―――。


「つか、脱衣ルールだったよなぁ、脱げよ❤」


「…………っ❤ はい……❤」


 ―――由夢に服を脱ぐように言った。

 さっきまでは、下着姿になったら俺がまともに勝負出来なくなるからなんて言って、チラ見せくらいだったが、今回は違うようだ。


「ん……❤ ぁ……❤ やば、濡れ過ぎちゃってるかも……❤」


 由夢はメイド服に手をかけてゆっくり、ゆっくり脱いでいく。

 俺の方を見て口パクで「童貞❤」「粗チン❤」なんて煽りながら、メイド服を脱ぎ切り、さっきのエロい下着姿になった。

 手で隠してはいるけれど、派手なピンク色で、ぱっくりと割れ目のあるエロ下着。

 それをスタイルの良い由夢が着ているのだからたまらない。

 俺はそのエロさに無意識に生唾を飲んでしまっていた。

 由夢は立ったまま片手で股間を隠しているのだが、そこは―――おまんこは明らかに濡れている。

 さっきの先輩の指責めてとことん感じさせられた証拠だった

 ムッチリとしつつ綺麗な太ももにまで垂れる汁に目を奪われていくと―――。


「兄さん❤ 目をギラギラさせて見ないの❤ ふふふ❤ 興奮したんでしょ? 変態❤ 私が先輩に可愛がってもらってる姿を見て、さ❤ 本当に兄さんってどうしょうもない変態だよね❤」


 ―――由夢にそれを指摘されてしまう。

 俺が由夢の『喘ぐ姿』に興奮したのはもちろん『先輩に喘がされている』ことにも興奮していたことをズバリと見抜かれていた。

 音姉と由夢を開放したいのは本音でありながらも、どうしても先輩に弄ばれる姿にも興奮してしまっていた。

 それを必死に隠すように俯くと小さな声で「再開しよう」と告げた。

 必死に、最低なことに興奮する事実を押し殺す俺を音姉も由夢もクスクス笑っていた。

 そして麻雀を再開したはしたのだけれども、由夢の下着姿が気になってどうにも集中できない。

 彼女の細く、スタイルの良い身体を飾る卑猥なエロ下着。

 派手なピンク色で、大切な場所を隠す気0な見せつけるもので、少しでも視界に入れると興奮してしまう。

 それだけではなく―――。


「ポンっ……!」


「ん? あは……❤ また私の牌でポン? さっきお姉ちゃんも同じ牌切ったのに……❤ ふふ……❤」


 ―――俺はついつい由夢の牌で鳴いてしまう。

 それには最低で情けない理由があった。


「はい❤ これ、だよね?」


 ”むぎゅっ❤”


「……!」


 それは、牌を由夢が手渡ししてくれるからだ。

 その時に俺の方を向いて、エロ下着で飾られたおっぱいが寄せられてエロい谷間を見せつけてくる。

 ただでさえエロい下着、乳首が見えてしまっているブラ。

 その上で谷間を強調してくる姿に興奮してしまい、ついついそんなことを繰り返してロクに麻雀が出来なくなってしまっていた。

 もちろん、配牌が良いときは集中しようとはしていく。

 あくまでも俺の目的は2人を助けることなのだから、そう言い聞かせる。

 

「…………(落ち着け……! 2人の為にこのまま逃げ切って勝つんだ、先輩から後2回直撃を取れば勝てる、勝てるんだ!)」


 そう言い聞かせて、冷静に手を進めていく。

 点数で言えば先輩よりも上に来ている。

 なのでチラチラ見てしまう由夢のエロ下着姿に誘惑されないようにしていく。


「…………(先輩から直撃を取とらなきゃ!)」


 集中していき、何とか聴牌にまで持っていった。

 あとは先輩から俺の当たり牌が零れることを祈っていく。

 この感じだといつかは先輩は切る、そう確信していた。


「ん…………ぁ、ごめんね? 牌落としちゃった……」


 その確信のさなかで、音姉が自分の牌を1枚下に落とした。

 俺としては由夢の下着姿に目を奪われないようにしていたので、メイド服を着ている音姉はそんなに警戒はしていなかった。

 いなかったのだけれど―――。


「っ……!?」


「ふふ……っ❤」


 ―――牌を拾う為にしゃがみ込んだ音姉は、片足の膝を立てて、スカートの中を俺に見せつけてきた。

 おまんこにキュッと食い込んだエロい紐下着を、だ。


「ぉ……音姉……っ」


「ね……❤ 今回は……見逃して……ね? 弟くんだってもう少し楽しみたい、でしょ?」


 下着を見せながら音姉は俺に「上がるな」と言ってきた。

 そんな訳にはいかない!

 2人を助ける為にはこの麻雀で勝たなくちゃいけない。

 これ以上、誘惑に負けない! そう思っているのだが―――。


「勝負が長引けば……❤ もっと私と由夢ちゃんのエッチな姿見れちゃうよ? ね……❤ 今だって、ほら、おまんこ……❤ 見たくないの、かな?」


「……!」


 ―――音姉は、スカートの奥の紐下着に指をかけた。

 おまんこに食い込んで、ギリギリのところでそこを隠している下着をほんの少しずらしていく。

 音姉は先輩からの指責めを受けていないのに興奮しているのか、少し濡れていて糸を引かせながらおまんこをチラリと見せてきた。

 一瞬だけ見せると牌を拾って立ち上がり―――。


「もっと見たいなら……ね?」


 ―――と小さな声で告げてきた。

 俺はその言葉に頷くことはせずにゲームを再開した。

 再開、したのだけれど、結局俺は先輩から零れた当たり牌を見逃してしまった。

 2人を助けたいと思いながらも、もっと、もっとエロい姿を見たいとも願ってしまっていた。

 そこを狙われると非常に脆く、誘惑に負けてしまう。

 そこから更に2人は俺を追い詰めようとしていく。

 俺がもう、勝ち負けよりも誘惑にやられてしまっていると完全に見抜かれたからだ。

 誘惑に負けて、手を崩してしまう中でどうにか進めていっても―――。


「ね❤ 弟くん、そろそろ私も脱がそうとか思わない? 由夢ちゃんの裸だけで満足しちゃった?」


「…………っ……」


 ―――音姉は先回りするように俺の当たり牌を切っていく。

 先輩から直撃を取りたいのにそれを妨害する。

 いや、そこでそれを無視して進めれば良い、それだけのはず。

 しかし―――。


「ブラはまだ見てない……よね? おパンツは見たけど……❤ ね、弟くんは私のブラには興味ない? 私のおっぱいは見たくもない? ふふ……❤」


「ぅ……ぁ……」


 ―――音姉がグッと身体を寄せて来て、”むにゅっ❤”と谷間を見せつけてくると理性がぐらぐら揺らいでいく。

 反対側では由夢が、エロい下着のまま見せつけるように身体をくねらせる。


「兄さん❤ 素直になっちゃえば? 見たいなら見たいって言わないと……だよ? その為には……わかってる、よね?」


 音姉の牌で上がれば、また先輩から点は取れない。

 だけど、俺は―――。


「……ロン」


「ふふふ❤ 点取られちゃった❤」


 ―――また、いや、もう完全に誘惑に負けて手牌を倒してしまっていた。

 音姉の捨て牌で上がったことで、俺には点が入るけれど、それも微々たるものだった。

 先輩との点差はあるけれど、心はもう勝負する状態にはなっていない。

 俺はただただ、音姉が脱ぐのを期待しているだけだった。


「それじゃぁ……約束通り脱がなきゃね?」


「ほら、兄さん❤ シコシコチャンス、ですよ❤」


 音姉がメイド服に手をかけて脱ごうとしていくと、由夢がからかうように「オナニーすれば?」なんて言ってくる。

 その言葉に俺は少しの躊躇いの後に従ってしまい、ズボンのファスナーを下げるとそこに手を入れて情けなくチンポを擦っていた。


「あは❤ 兄さん❤ 本当にシコシコしてる~❤ ふふ……❤ あ~あ、なっさけない……けど可愛いかも❤」


「弟くん❤ 私でシコシコしてくれてるんだ……❤ ありがと❤ 最低だよ❤」


 目の前でゆっくりとストリップのように身体をくねらせてメイド服を脱いでいく音姉。

 あの清楚で優しい彼女のエロいダンスに目は釘付けになってしまっていた。

 そして、服を脱ぎきると―――。


「ん……❤ はい❤ 弟くんが見たかった私の下着姿……❤ どうかな?」


「ほら、シコシコの手を止めないの~❤ お姉ちゃんのエロ下着姿でたっぷりシコシコしなきゃ❤」


 ―――その下から出てきたのは、おまんこのクッキリと食い込んだパンツ。

 紐のように細く、見せつける為のようなパンツと、ブラは黒のレースで、カップの部分も薄いメッシュになっていて、乳首のシルエットを見せつけていた。

 音姉のイメージには合わない、エロセクシーなその下着にクラっとしてしまいながら俺はパンツの中で射精してしまっていた。


「あ~ぁ❤ 兄さん、勝負中なのにシコシコピュッピュ❤ しちゃったの?」


「もぅ……私たちを助けるんだ~って言ってたのに❤ ほら、再開しよ? シコシコばっかりしてたらダメだよ? おバカさんになっちゃうからね❤」


 情けなく射精して、パンツの中を汚したままでゲームは再開される。

 俺はもう何をしているのか、どんな状況かもわからないで牌を切っていく。

 ただただ、左右の2人、エロい下着に身を包んだ音姉と由夢を見ては興奮して鼻息を荒くしていた。


「はぁ……はぁ……っ……」


「兄さん、鼻息荒すぎ……❤ ね……❤ 少しの間だけ、私のここ……見てて良いよ?」


 配牌が終わって、何も考えられないままに開始しようとしたとき、由夢が椅子に座ったまま足を下品に広げて見せてきた。


「ぇ……」


「ほら……❤ こ・こ……❤ おまんこ❤」


 ピンクのエロ下着しかつけていない由夢が足を広げれば当然、おまんこが丸見え。

 先輩に弄られて濡れて、椅子にまで汁を垂らしたそこを見せつけてくる。


「シコシコしても良いですからね? まだ出るなら、だけど……❤ クスクス❤ 兄さんには二回目は無理かな~?」


「はぁ……はぁ……っ!」


 下着の割れ目から丸見えのおまんこに興奮しながら、俺はまた片手を開けっぱなしの社会の窓に突っ込んでチンポを扱きだす。

 さっき射精したばかりで扱く度に精液の臭いをさせながらのオナニーをしていると、俺の後ろに音姉が回り込んで、抱きしめるように身体を寄せてきた。


「それなら私が弟くんのシコシコ……❤ お手伝いして上げるからね❤ ふふ❤ ほら、おちんちんナデナデ❤」


「ぉ……音姉……っ……」


「ほら、こっち集中……❤ 何があっても卓上は見ちゃ駄目ですからね~? ね❤」 


 俺におまんこを見せつけながら卓上を見るな、と言ってくる由夢。

 それをフォローするみたいに、抱き着いてきた音姉は俺のチンポを指で優しく撫でて絵行く。

 その興奮と快感の中で、卓上で”カチャカチャ”と牌が動かされる音聞こえてくる。

 確実に先輩が何かを仕込んでいるのはわかっている、わかっているんだけど今の俺はそんなことよりも目の前の由夢のおまんこ、そして音姉の指の刺激が大切で仕方がない。

 

「ほらぁ❤ 私のおまんこ……❤ おっぱいも見て、兄さん……❤ エッチな下着ですっごくスケベでしょ?」


 由夢は椅子の上で片膝を立てて、まるで撮影会でもしているようにポーズをとる。

 健康的な身体をエロ下着で飾っていて、その妖艶さ―――セクシーさに生唾を飲んでいく。


「ほら……❤ 由夢ちゃんをしっかり見て❤ おちんちんからピュッピュしよ?」


「っ……! ぁ……!」


 まるで子供をあやす様にして音姉にチンポを撫で刺激されていく。

 俺は先輩がやっている『イカサマ』行為を指摘することもしないで、ただただ2人から与えられる快感と興奮に酔っていた。


「兄さんのエッチな視線で少し濡れちゃったかも……❤」


「そろそろ、1人でお射精出来るかな~?」


 由夢がエロ下着の割れ目に指を入れておまんこを広げて見せてきた。

 見えてきた綺麗な色のおまんこに興奮して、俺は音姉の指が離れたらそのまま自分でチンポを扱いて射精していく。

 また、パンツの中に精液を吐き出して、青臭い―――イカ臭い臭いを広げていく。


「あは……❤ 童貞おちんちんくんビクビクしてる❤ 可愛い……❤」


「ふふ❤ 兄さんみたいな情けないおちんちんでも2回お射精出来るんだ❤ 意外❤」


 情けない射精を終えた俺は、2人に笑われながら椅子に座りなおした。

 音姉と由夢も麻雀を再開しようと席についた。

 その時に、牌がズレていたりと明らかに先輩が『何か』をした痕跡があったけれど、それを指摘せずに再開した。


「おっとぉ、上がってるみたいだわ、天和ってやつ? しかも、天和、大三元、字一色、四暗刻のトリプルの上ってなんだっけ? ま、いっか、何にしても役満四つだ❤」


 再開と同時に先輩は白々しい縁起をしながら牌を倒した。

 どう考えても、俺が2人の誘惑に負けている間に、山や手牌から牌を集めて作ったイカサマだ。


「あは❤ 先輩流石です❤ 超超強運❤」


「すごーい❤ ふふ❤ 弟くん、頑張ったけど負けちゃったね?」


 2人はそのイカサマに加担しながら、こっちはこっちで白々しく先輩をほめたたえる。

 俺が時間をかけて集めた点はあっさり全て先輩に持っていかれてしまった。

 つまりは、このイカサマを糾弾しないと俺の負けが決まるのだけど―――。


「兄さん❤ 残念でしたね……❤」


「でも、仕方ないよね? 負けは負けだもん❤」


 ―――音姉と由夢は下着姿のまま俺に迫ってくる。

 ズボンのファスナー開けっ放しで、パンツの中に射精した情けない姿の俺に身体を寄せると左右から―――。


「負けて残念だけど、私たちの為にありがと❤ 嬉しかったよ? 弟くん❤」


「ふふ❤ エッチな目でジロジロ見て来て何しに来たのかな? なんて思ったけど、感謝してますよ兄さん❤」


「弟くんが負けて、私たちはこれからも先輩のモノだけど……❤ AV出たら買ってね?」


「どうせ兄さんのことですから、私たちのエロ動画見てシコシコしてたんですよね?」


「ほら、負けたんだし、そろそろ帰らないと、ね?」


「そうですよ❤ 負け犬おちんちんは早く帰ってください❤ 私たち、この後忙しいので❤」


 ―――俺の耳に熱い息を吐きかけるようにして語り掛けてくる。

 その言葉を聞きながら、最後の理性と気力でイカサマにいついて糾弾しようとしたのだけど、左右から―――。


「「ちゅっ❤ また私たちを賭けて勝負しに来てね?」」


「!!」


 ―――耳へのキスと、「もう一度勝負」を聞かされてその言葉を飲み込んだ。

 また、2人を助ける為に勝負をしにくる。

 それはつまり、また今回みたいなことが出来る。

 俺はその最低な誘惑に負けてフラフラと席を立った。

 背後からは既に祝勝会ムードで音姉と由夢の喘ぎ声が聞こえていた。

 そのエロい声を聞きながら俺は家に帰ると、最初に受け取ってポケットに入れておいた下着の匂いを嗅ぎながら必死にオナニーをした。

 また、次の勝負。

 どんな風に誘惑されるのかを期待しながら❤


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