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20日、0時から前々から告知してた支援者特典を出したいと思います。 原画値下げの話なんですが、勝手ながらで大変申し訳ありませんが 4月19日締め切りだったのを18日に変更させていただきました。 記事を3つぐらい一気に予約投稿させたので、その時間になったら通知がバンバンはいるかとおもいます…。うるさかったらすみません(;_;) 私は今から寝ます…( ˘ω˘ ) 告知だけでは寂しいので 今日はちょくちょく書いてたアール×ヴァシル、ヴァシルの日記風小説をお見せしたいと思います。 語彙力がないので自信はありませんが…。 あらすじは「ヴァシルがもしもアールの使用人になったら?」というifルートです。なので本編とはあんまり関係はありません…。 中途半端なとこで止まってます…。 この話のヴァシルは20歳の大人ヴァシルですが、脳内は今とほぼ変わりません(? ↓ ○月×日… 今日はオレの誕生日だ。里親であるミキスがオレのために誕生日のケーキを作ってきてくれた。 オレはミキスが作ってくれた可愛いケーキがうれしくて、つい尻尾を振ってしまった。 学校を卒業する年、オレは使用人コースへ入ったが目標であった主人を見つけることはできなかった。 ミキスはそんなオレを見て、毎日遊びに来ては励ましている。 今日はオレの誕生日なので、アールの屋敷に呼ばれ、ミキスとアールがお祝いをしてくれた。 テーブルの上には真っ赤なワインとステーキなどの豪華な食事が並ぶ。アールは毎日こんな食事をしているのだろうか…。 「ヴァシルの仕事先、アールの使用人になるのはいかがでしょう?」 ミキスがそんなことを言い出した。飲んでいたワインを思わず吹き出しそうになる。 「なっ、なっ、なにを…」 「使用人、募集中してるそうですよ?ね?アール」 とニコニコとアールの顔を見るミキス。 「ああ、私はいつでも歓迎するよ。興味があれば働きに来なさい。」 アールもクスクス笑っていた。2人とも冗談で言ってるのか、本気なのか…よくわからない。 *月×日 あれから、アールの元で働くことになった。行く宛もないし…使用人になれるのなら、それはそれでいいのかもしれないと思い、アールに頼んだ。 彼は快くOKをしてくれた。 制服はこれでいいか、と差し出されたのは可愛いフリルがついたメイド服だ。 「……。オレ、男なんだけど」 「君は何でも似合うのだから、メイドでもいいだろう?」 「似合うか、似合わないか、そういう問題じゃなくて…」 「主人の言うことが聞けないのか?」 それを言われたらお終いだ。渋々メイド服を手に取って着る。 裾が短めなのはアールの趣味なのかよくわからないけど…スースーする…。 「似合ってるよ」 ニコニコ面白そうに見つめてる。こっちは恥ずかしさで死にそうなのに…! 「今日は外掃除と部屋の掃除を頼むよ」と頭を優しく撫でられた。 撫でられるのは…悪くなかった、かな…。 …と、いうことで、外掃除と部屋の掃除をした。 ○月、日 今日はアールの散歩について行った。 季節は春だ。桜並木がたくさん並んで、とても綺麗だった。 尻尾を揺らしながら歩いてると、アールも尻尾を揺らしていて…なんだか微笑ましく思った。 「どうかしたかい?」 「いや?別に…」 と、話を逸らした。 主人の前では敬語を使わなくてはならないが、アールに敬語なんて…恥ずかしくて使えない。 ミキスなら、毎日でも敬語を使っているのに…どうしてアールはミキスを召使いにしないのだろう、とふと疑問に思った。 「ヴァシル、桜がついてるよ」 「え、どこ…?」 「私が取ってあげるから…じっとしていなさい」 向き合ってアールがオレに近づく。 アールに顔を近づけられると少しだけドキッとした。アールは身長が高いし…顔を近づけるなんて滅多にないから… 「…ほら、取れた」 その言葉にハッとして目を見つめる。オレはどんな顔をしてただろう…? アールは少し驚いた顔で見つめてきた。あのアールでも予想外な顔をオレはしていたのだろう。 頬を撫でられて、口元を触られる。他人に口元を触られることがないので、あまりの感覚に震えて腰が砕けそうだった。 …というか、本当に砕けた。 ヘナヘナと地面に座り込んでしまって、流石のアールも笑っていた。 「大丈夫かい?」 「だ、大丈夫じゃない!」 ・月〆日 アールはオレの事どう思っているのか、わからなかった。 オレは落ち着かない様子でミキスと話した。 「えっ?僕がアールの事好きかどうか…?」 ミキスに質問してみると、ミキスは微笑んだ。 「昔は好きでしたけど〜…今はそうでもないですよ。」 「そ、そう…」 「ヴァシルはアールのことお好きなんですか?」 「えっ?!そ、そういう訳じゃ…」 「あなたは本当にわかりやすいですねぇ」 ミキスはにっこりと笑ったままだ。オレ自身はアールのこと好きなのか、わからない…。だって…。 ミキスとアールは相思相愛かもしれないから…。 「…僕はあなたがアールの事好きでも気にしませんよ。例え、アールがあなたのこと好きでも、僕は何も思いません…」 「そうなの…?」 「ええ。だから、安心してくださいね…」 優しく抱きしめたミキスは、いつもと変わらない。小さな頃から抱きしめられた感覚と同じだ。 きっとこれは建前ではなく、本心だと思った。 「で、でも、まだ好きと決まったわけじゃ。」 「あら、そうでしたか?」 ミキスはクスクス微笑んでいた。 ▲月@日 今日は…だめだ、眠くて上手く字が書けない。 昨日の夜、ミキスと会ったあと夜にアールの部屋に呼ばれた。 「書類の整理整頓をしてほしい」 と、山積みになってる方を指さした。 夜に呼ばれたから、オレはてっきり…何かあるのかと思った。 …いや、特に期待はしてなかったけども。 アールはその間にせっせと書類に目を通してサインを入れていく。その書類はかなりの量だ。 書類の整理整頓が終わったら、「ご苦労様。もう寝ていいよ」とオレを見ずに一声かけた。 部屋を出た後、忙しそうなアールがどうしても頭から離れられず ベッドで横になっていてもあのペンで書く音が頭に響いた。 寝たくても寝られず、気づけばキッチンにいた。 「アール」 「…まだ寝ていなかったのかい」 「…夜食、作ったんだけど」 アールはキョトンとしてから微笑んでいた。 「ありがとう。では、休憩するよ。君も側にいてくれるかい?」 「あなたが望むのなら…」 お夜食に用意したのはホットサンドとコーヒー。ホットサンドの中にはベーコンとチーズとケチャップ、バジルをトッピングしている。 一口、アールが食べるところをオレはじっと見つめていた。上品に食べるところは、昔から…なのだろうか? 「美味しい。」 「…そう、よかった…。」 オレはホッとして尻尾をパタパタ振ってしまった。 主人の前で尻尾をパタパタ振るのははしたない、とマナー講座で習ったことも忘れて。 それを見たアールは笑ってまた一口、食べていく。 アールも尻尾を同じように振っていた。 「そうだ、明日は一緒に料理をしよう。」 そんな提案を突然してきた。 「仕事は?大丈夫なの?」 「今日中に終わらせるさ。」 「そう…あまり無理はしないで、ほしい…」 頭をぽんぽんと優しく触る。…アールの手はオレの手よりも大きいから…すこし安心する。 「心配しているのかい?」 「し、主人のことを心配するのは、当たり前だよ」 「それもそうか…ありがとう、ヴァシル。…君は優しいね」 クスッと笑って頬にキスをする。オレは真っ赤になってすぐさま部屋に戻ってしまった。 布団の中で、先程キスされたことを思い返すとドキドキしてしまう。 挨拶のキスなのに!っていうか、ミキスにもされたことあるのに! 心が爆発しそう…。 ○月×日 今日はアールの約束で料理を一緒にした。オムライスにスープ…キラキラで柔らかなレモン色をした卵の上には真っ赤なトマトソース… 完璧な形で全てが揃っていた。 アールはどうやらオムライスが得意なようだ。 でも、これは… 「ミキスが作るオムライスと同じ味がする…」 「あぁ。彼に料理を教えてあげたのは、この私だからね」 と笑っていた。 アールはミキスといつから出会っていたのかな。もし…アールとミキスが出会わなかったら…オレは親戚に捨てられた後、拾われることはなかったのだろうか。 ふと、考えてしまった。 主人との料理会は新鮮で楽しかった。 だんだん、アールと一緒に過ごす日も楽しくなってきた気がする。 ※月=日 今日は雨だった。休みをもらったが、雨なら特に行くところもなく、部屋でゴロゴロしている。 アールは孤児院の様子を見に行ってしまった。 今の屋敷にはオレ1人だけで、お手伝いさんたちも皆んなおやすみだ。 ふと、アールの自室の掃除をしてあげようと思いアールの部屋に入ると 意外とアールの部屋は綺麗に片付いていた。…きっと、山積みになった仕事は終わらせたのだろう。 ベッドだけは少し乱れていたので直そうとシーツに手にかける。 ふわっとアールの匂いがする。アールはいつも全裸で寝ているので、余計にベッドに匂いが染み付いているのだろう。 シャンプーのような、香水のような…甘くて爽やかな香りがほのかに匂う。 …オレはその匂いが嫌いじゃなかった。 シーツの匂いを嗅ぎながら、抱きしめていた。 こんな姿をアールに見られたらとんでもない。きっと怒られるだろう。 しかし、この時のオレは早くアールが帰ってこないかな、なんて考えている。 「ヴァシル?」 「あ」 背後から声が聞こえたので、振り向くとそこにはアールの姿があった。 「なっ?!な、な…」 「ベッドの匂いを嗅いでいたのか」 「ち、ちが…」 「私が恋しかったのか?」 「そういうわけじゃ…」 アールが徐々に近づいてくると、心臓が早まる。 (ここまで…!多分続きます。)

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