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ある日ボクは男の子が超希少種の世界に転移してしまった。 (科学で卵子同士を交配するが、ほぼ100%女性しか生まれない。) ボクは手厚い扱いを受け、豪邸のような住処であらゆるものを与えられながら、大勢のメイドさんに世話をされ、『ママ』(ボクの保護責任者役)と一緒に生活している。 でもここは女性しか存在しない世界、当然男性の衣服は無かった。それゆえにボクが着る服は全て女性のもの。しかも幼児が着るようなものばかり!これにはとある理由があった。 まずこの世界には男らしさという概念がない。なぜなら男がいないからである。そのため男らしく教育するという発想がない。 しかし希少な存在である男の子に施す教育が女性と同等でよいはずがないという意見から特別な教育を施すこととなった。だが導き出された答えは逆方向に加速し、女性より格別に『可愛らしく』あるべきだとされた。そして可愛らしさ=幼児らしさという発想が近年になって増し、男の子は一生を幼児らしく過ごすよう教育されていくのであった。 その在り方は異常で、まずトイレに行くことは許されない。最初は衣服に漏らすことを強要されたが、懇願してオムツを履かせてもらった。しかし、これは反って幼児らしさが増してしまい、自分を貶めてしまう結果となった。 次に食事、箸やフォークを持つなどもってのほか。食事は全て世話係の女性が噛み砕いたものを口移しで貰う。飲み物は哺乳瓶、ミルクやジュースしか与えられない。 それに教育。ボクはもうとっくに成人しているが、今は幼稚園に通っている。幼稚園の制服に身を包み、おむつ丸出しの短いスカートをひらひらさせ、ママと手を繋いでメイドさん達に見送られる。『いってらっしゃいませ、奥様、おぼっちゃま。』 『さぁ、ボクちゃんママと幼稚園でちゅよ~♡幼稚園のおねえちゃん達といっぱい遊んでもらいましょうねぇ♬』 『ぼ、ボク…恥ずかしいです…』 『何言ってるの、ボクちゃんは男の子なんでちゅよ?4歳のおねえちゃん達よりずっと赤ちゃんなんでちゅからね?♡』 (うう…何も言い返せない、だって…だって…ボク今、おむつにおしっこ漏らしてる…っ)

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Comments

Anonymous

Will this be translated at some point?

cocco

雑記なので翻訳の予定はありません、申し訳ありません。