漫画「文房具事情」 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-11-21 10:34:34
Imported:
2021-11
Content
漫画で「文房具事情」です。
先読み公開になります。
今後twitterやPixivにあげるものより高解像度です。
以下雑記です。
先月更新できなかった…っく・・・・!!!
しかも、文字が多い!!!うぐぐ…!!!
こういう小難しい話大好きですが、大衆受けするようにうまく漫画にするのも技術ですよね…
今後とも邁進していきたいと思います。
ということで文房具事情です。
文房具はシェアしたりすることが多い・・学校なら先生の机の横に大きなセロテープやハサミ、色々置いてあったんじゃないでしょうか。
それに加え、生徒間でも色々とやり取りしていたと思います。
体の構造が違う種族で形成された世界観ではそうもいきません。
まず液体のりは使えませんし、セロテープも粘着部を触ったりしますしね。
たまに色々な人の獣人の絵を見ると肉球がついているキャラクターが刀とかを持っていたりしますが、一部にしか滑り止めがない状態の手では、把握運動に無理が生じるんではないでしょうかと思っています。
カッターとか怖いなぁって思います。滑ってざっくり…イテテ!!!
まぁイラストは見栄え重視ですので、決して何が悪いというわけでなく…文句でもなく…なんかそういう考えを巡らせるわけです。
なのでうちの獣人たちは、手の表面は毛におおわれておりません。
チンパンジーの手の形に近いでしょうか。
表面には指紋があり、手の甲には豊富な体毛が存在します。
この世界観では、基本獣人はこの手の構造をしており、
先祖返りと呼ばれる、少し特殊な体の構造を持つ人々だけが肉球を持ちます。
手の形だけでも千差万別。そういう人々のために様々なデザインに進化していく文房具の話でした。
こういう話を考えていくうえで気にしているのは
「人間文化が中心となり、獣人の文化に合わせて進化していくような文化形態をなるべくとらせないこと」ですか…
この種族事情を書き始めてからは、序盤は結構そんな感じでした。
描いてる自分自身人間ですから、そういう思考になってしまったのでしょう。
でもこの世界観は人間の文化と獣人の文化が組み合わさった瞬間を描いているので、そうはならないはずです。
なので今回の漫画のセリフの中でも
「デザインが獣人の方達に合わせた進化をしていく」
というニュアンスが含んでいた部分を
「獣人文化のデザインが色濃くなっていく」
と修正しました。
カッターの持ち手やハサミの構造も、もともと獣人文化圏にあったデザインが、人間社会に色濃く出てきているといった感じですね。
そう伝わっていればいいのですが…
精進します。
雪ちゃんは、作者の疑問というか、注意したい部分にしっかり疑問を持ってくるしっかりした子ですね。
この世界の大人は文化がまじりあう前を生きていたのでそういう思考を持たないのでしょうが、まじりあった中で生まれ育った雪ちゃんだからこそ、
「人間のデザインがもとになっている文化では…?」と思っていますね。
春冬くんが例に挙げているように、よく見るとそうでもないんですがね。
尻尾を持たない人間が種族的少数派になっている世界なので、
ズボンだけじゃなく、椅子なども基本尻尾がある人たちのためのデザインになっているはずです。
パンツも「尻尾を持たない少数派」のことを”配慮するだけ”なら
基本ズボンは穴が開いていて、あとから穴をふさぐことのできるズボンのデザインが主流になるでしょう。
しかし、この世界観の人間たちはおそらく「元から穴の開いていないパンツ」を要望しているか、獣人側が「穴の開いていないパンツ」を市場から消すことを多種族文化社会の中では「人間に対する侮辱」のような考えを持っているからかもしれません。
そのため「尻尾を持たない少数派」のズボンの売り場が今でも多くのフロアを占めているわけですね。
うーん、まだまだ書きたいことはありますがこの辺にしておきましょうか。
この雑記って、文章の起承転結や誤字脱字など全て無視して描いているので、何かあってもご容赦くださいね!
すでに上記の「描いているので」は「書いているので」だと思いますが、それも無視します。この文章書いている間に直せとも思いますが。
以上雑記でした。