中古で買ったペン付きwindowsタブレット【dynabook R82】をしばらく使ってみた感想とかあれこれ。 (Pixiv Fanbox)
Content
※あくまで個人の所感ですので参考程度にとらえてくだい。
■というわけで2015年に発売されたTOSHIBAのwindowsタブレット「dynabook R82」の中古を数ヶ月前に手に入れたので、何かの参考になればと思い今更ながらしばらく使ってみた感想などを。
【そもそもdynabook R82とは】
発売当時、描き味の良さからタブレットPCお絵描き勢の間でちょっと話題になった機種です。「dynabook R82 絵」あたりでググるとそれなりに情報がでてきます。詳しくはグーグル先生へ!(他力本願
■まあ前置き長いのもアレなので、のっけから単刀直入にスペックとメリット・デメリット書いておきます。
【スペック】
※いま手元にある機種のスペックです。型番によって仕様が違います。
dynabook R82 12.5型 FHD 解像度1920×1080
重量 710g
CPU coreM 5Y71
SSD 256GB
メモリ 8GB
OS Windows10pro
脱着式キーボード付属
※キーボード合体時、裏表逆でも合体できる。↑
【メリット】
・デフォルト装備の特殊加工フィルムのおかげか程よい摩擦感で描き味とても良い。ポインタのズレもなし。今まで触ってきた液タブ類の中ではiPadproのぞけば一番描き心地良いかも。
・同サイズ帯のwindowsタブレットの中ではかなり重量軽い。
・脱着式キーボードもついてるので一応これだけで作業完結もできる。
・互換性のあるペンが割と多いのでペンが色々選べる。(上の写真に映ってるのもその一部)
・今現在中古なら安く手に入る(2~3万ぐらい)。
ただし型番によってストレージやメモリ、ペン対応の有無まで仕様の違いが多いため買う時注意が必要。
【デメリット】
・爆熱。充電しながら使ってると手がゴッドフィンガー。
・経年劣化のせいか個体差かは不明だがやや緑味強かったので色調整必要。
・ごくたまに処理能力が急降下しレトロシューティングゲームさながらの処理落ちが展開される。
・タブレット側のUSBポートはひとつしかないうえにUSB-B仕様。(合体するキーボード側にはHDMIとUSB3.0ポートがある)
・coreMなので重い作業はややきつい
【備考】
・今回買った個体には標準のペンが付いておらず、現在手持ちのペンを使っています。
・本体に収納されている小さい予備ペンは付いてました。
・バッテリーはさすがに中古なせいか満充電で2時間ちょいぐらいしか持ちませんでした。
・R82は最初期のモデルで、最終モデルのRZ82あたりになると上記のデメリット部分もそれなりに解消されてたっぽいです(熱とか処理落ちとか)。他にもRT82とかRA82とかRX82とかモデルが色々あります。
■個人的な総評としては「問題もそれなりに抱えてるけど、その程度目を瞑るくらいには描きやすい」です。私自身は多少の不具合気にしない人間なので甘めの評価になっちゃいますが、とても気に入ってます。夏コミの原稿もほぼまるまるこれ一台で描き上げました。
※DLsiteで販売してるので気になったら是非(唐突な宣伝)
■ここ半年ぐらいのラクガキはほぼR82を使って描かれてたりします。↓
■買い切りのクリスタなんかもインストールできるしペン+本体のみでwindows環境持ち出せるので、気軽にPCライクなお絵描きしたい人は選択肢の一つとしていかがでしょうかというお話しでした。
……持ち運んでエロゲもできるよ!!